上り坂の走りがなぜかよくなっているのはインナーマッスル強化の成果?

昨年10000mやハーフで日本新記録を打ち立てた新谷仁美選手は、2014年に一度引退しており、現役復帰までに5年のブランクがありました。

その5年の間、新谷選手はほとんど走っておらず、やっていたのは腹筋くらいだったそうです。

そして現役復帰後の新谷選手の活躍は、凄まじいものがありますが、その強さの要因の一つとしても、体幹トレーニングの強化が言われています。

そして私自身も、ここ最近は走行距離こそ激減したものの、体幹トレーニングはそれなりにやっていたのですが・・・

新年最初の伊坂ダムランは予想外に快適

昨日は土曜日という事で、午前はセカンドウィンド四日市の練習会を、伊坂ダムにて実施しました。

年末年始もろくに走らず、正月が明けてからも、早朝ジョグで5kmほどを3日走っただけで、ほとんど走っていません。

そんな状況では走力もさぞかし落ちているだろうとおもいつつ走りはじめたのですが、いざ走ってみると思いのほか快調に走る事ができていました。

特に伊坂ダムコースのきつい上り坂においては、驚くほどスムーズに駆け上がっていける感覚があり、自然とペースを上げて走れていました。

そして呼吸の乱れもほとんどなしと、走り終わった後は、我ながら「こんなにサボっていたのに、なぜ?」といった不思議な感覚がありました。

そう言えば多度や野登山の峠走でも・・・

上り坂と言えば、昨年末にはセカンドウィンド四日市の練習コースの中でも、一二を争うハードさを誇る多度山、野登山峠走を実施しました。

11月中旬からぜんそくから来る咳より、極端に走らなくなったことから、一緒に走るセカンドウィンド四日市メンバーの足を引っ張る形になるだろうな・・・

そんなことを思いながらスタートしたはずが、特に多度山では予想外に余裕を残して峠走を実施する事ができていました。

そう考えると、どういうわけかここ最近、上り坂に強くなってきているような気がしてきました。

・・・とは言っても、普段の練習でそれほど坂道を走っていたわけでもなく、どうして上り坂に強くなったのか考えはじめたところ、2つほど思い当たった事がありました。

インナーマッスル強化が予想外の効果を発揮中?

11月中旬から走る距離は極端に減りましたが、その分体幹トレーニングは積極的に行うようにしていました。

中でも重点的に鍛えるようにしていたのが、身体の深いところに位置する筋肉、いわゆるインナーマッスルでした。

インナーマッスルは身体の軸の中心=コアとなる部分で、この部分を鍛えると軸の部分が硬くなるため、走っていてキツくなってきても、腹筋や腰回りから姿勢が崩れなくなり、ランニングフォームが安定しやすくなります。

そして昨年末の多度山、野登山峠走や先日の伊坂ダムの上り坂を走っていた時の事を思い出すと、従来よりきつい傾斜の坂道でも姿勢、そしてランニングフォームを崩さず走れていたような気がしてきました。

この調子でインナーマッスルを鍛えれば、今後さらに上り坂での走りをよくしていける手応えを感じはじめている今。

そして相変わらず結構ひどい咳は相変わらずで、ここ最近はとにかく寒く外に出て走りに行く気力がつい失せてしまう今は、インナーマッスル強化につなげるには絶好の機会。

・・・というわけで、1月いっぱいは集中的にインナーマッスルを強化する事で、身体のコアの部分をしっかり固めていこうと思っています!!

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