全国47都道府県のフルマラソンレースでサブスリーを達成する。
そんなイキッた目標をこのブログでぶち上げていた私ですが。正直今の私にそのようなモチベーションがなかなか上がってきません。
ただ走るモチベーション自体がなくなっているというわけでもなく・・・
お寺巡りランウォークを楽しもう
先週亀山市に仕事で行った際に、せっかく亀山まで来たからという事で、関駅から4キロほどの距離のところにある明星岳なる、かなりきつい山道を駆け上がっていました。
その目的は明星岳中腹にある国分寺に参詣するためだったのですが、予想外に厳しく長い山道が続くとともに、途中鹿らしきかなり巨大な動物とも遭遇したりとちょっとした恐怖体験も味わいながら、なんとかたどり着くことができた時は、何とも言えない達成感がありました。
この国分寺は三重県版お遍路さん的な位置づけにある三重四国八十八ヶ所霊場の一つで、三重県内にある弘法大師ゆかりのお寺です。
三重県にはこの三重四国八十八ヶ所霊場のほかにも、もう一つのお伊勢さんとも言われる「伊勢西国三十三所観音霊場巡り」や、七福神巡りなど多種多様なおすすめお寺巡りシリーズ(?)があります。
これらのお寺巡りシリーズに選ばれているお寺の中には地域を代表するような名刹もあれば、山奥にあったで、走り歩いてしか行けないようなかなりローカルな場所にあるお寺もあってと、走って巡ればかなり楽しい世界が要所要所に待っていたりします。
神社巡りランウォークも楽しもう
現在中断してしまっていますが、2年前の冬頃、お伊勢さん125社巡りを実施した際は、内宮や外宮だけでない伊勢神宮の魅力を存分に満喫しながら走り歩くことができました。
そしてここ最近は、仕事などで向かった先の地域で、平安時代初期からの由緒ある延喜式内社を巡る神社巡りランを楽しんだりしています。
歴史ある式内社に比定される神社は、三重県内の東紀州エリアを除くかなり広大なエリアに点在しているうえ、普段行こうとはなかなか思わないようなローカルな場所にある神社も多く、中には「こんな地域にこんな立派な神社があったの?」・・・とびっくりするほど荘厳な神社も多く、巡っていて本当に楽しく。
ただでさえ神社検定2級の資格を取得したほどの神社好きな性格時加え、各地域各地域の特色を感じながらの宝探し的な楽しさもあり、自然と走る距離も伸ばすことができます。
ちなみに三重県内にはお伊勢さん125社や延喜式内社だけでなく、文化庁文化部宗務課「宗教年鑑」に掲載されているだけでも970社の神社があってと、いろいろな神社巡りシリーズを組むことができそうと、伸ばそうと思えばいくらでも走る距離を伸ばすことが可能です。
今こそもっとお寺・神社巡りランを楽しもう
昨年末あたりから仕事などであまりゆかりのない地に立ち寄った際、せっかくだからとお寺や神社巡りランを行っていました。
実施していて気づいたのはお寺や神社巡りランを実施した結果、見知らぬお寺や神社にただ参拝するだけでなく、立ち寄った地域地域の歴史や文化に触れる事ができるという事。
そしてお寺や神社に至る道中は、ほとんどがはじめて走るよう道ばかりでいつもワクワク感を保て、根っからの飽き性の私であっても、走っていて飽きるわけがありません。
走り込みの為の練習でも、同じペースを維持して、2~3時間以上にわたって周回コースを走り続けるという練習がとにかく苦手な私。
レースへのモチベーションが全く上がらない現状でも、見知らぬ地のお寺や神社を巡りながら走るとなれば、自然とモチベーションが高まってくる状況にあります。
不思議なことにこんな今のタイミングに、東紀州や伊賀エリアなどでの仕事もいくつか入りそうと、今まで以上に三重県内中を訪れる事が多くなりそうな私。
そんな今の私、せっかく遠方まで行くならちょっとでも走って巡って、訪れた地を満喫しないといろいろな意味でもったいない。
・・・という事で、今後よりいっそうお寺・神社巡りランの頻度を上げていこうと思っています!