ここ最近、私の周囲で病気などを理由に倒れられる方がかなり多く、健康について考えさせられる事が増えました。
そして私はと言えば30代半ば頃はこの上なく不健康だったのですが、ウォーキングやランニングをなんだかんだで続けてきたおかげで、今はすこぶる健康ではあります。
ただランニングを続けてきたからこそのデメリットや悩みなども、いろいろ経験したり、耳にしてきたという事で・・・
昨年末ウォーク→ジョグ講座を実施したところ・・・
昨年12月3日(日)、亀山市総合健康福祉センター「あいあい」にて、三重県ウオーキング協会の講師として「ウォークからジョグへ!無理なくステップアップする方法」というテーマで講義をさせていただきました。
この講義は亀山市が現在健康都市の実現に向けて創設された「かめやま健康都市大学」の1講座として行われたものでした。
普段ウォーキングについてだけ、もしくはジョギングについてだけの講義というのは、地域団体様や地場企業様からのご依頼で受けたことはあったのですが、ウォーキングからジョギングに移行していく形での講義はこの時がはじめて。
かなりの手探り状態での講義だったのですが、想定以上に参加者の皆様には喜んでいただけたようで、講義修了後の参加者の皆様のアンケート結果はかなり好評だったとの事。
正直終わった直後はただただホッとした・・・というのが感想だったのですが、時間が経つにつれ、「そういえばここ最近実施した講義の中でもダントツに自分自身が楽しみながらやっていたな・・・」と心から思えるほど、本当に楽しい時間を過ごすことができていました。
ランウォークに関する経験だけは着実に蓄積されていて・・・
私自身がウォーキングからはじめ、徐々にジョギングに移行、そしてマラソンレースに挑戦という流れを経験する中で、初期の段階から無理なく移行していった結果か、走りはじめの頃は、故障も全くと言っていいほどなく、何より走る事が楽しくて仕方ありませんでした。
この時の経験が、昨年末の亀山の講義ではかなり生かせていた気がしていました。
そして今の私は、マラソンレースでの記録ばかりが気になってしまったりで、無駄に精神的に疲れてしまうとともに、そんな不安を振り払うべく無理のある練習を実施しては故障が続いたりと、レースへのモチベーションが全く上がらない状況にあります。
ただ特にコロナ後は、特にこうした心境にあるランナーの方は決して少なくない気がしており、ここ2~3年参加者集めにかなり悩まれているマラソンレースが急増している背景には、こういった背景もあると思っています。
一方で自身の目標を達成できた時、自己ベストを更新した時の何事にも代えがたい達成感は、マラソンレースでしか味わえないものがあるという事も経験している。
さらに言えば、そんな自身の経験に加え、10年以上ランニングチームの運営に携わり、何かよくわからないうちに三重県ウオーキング協会の立場にある。
そんな今の私だからこそできる事がある。
そんな事をここ最近ずっと考えていました。
新年度に向けて新たな仕掛けを考えよう
・・・と言っても具体的に何をやればいいか、そう簡単にいいアイディアなど浮かぶわけもなく。
ただとりあえずウォーキングからジョグ、ジョグからレースを目指すランニングまでの移行期に応じて、大きく5つのフェーズ分けをしてみました。
あとはこのフェーズごとにどのようなトレーニングを行っていけば、次のフェーズに向けて、より楽しく成長していけるのか?
逆にいろいろな理由で少し運動の負荷を緩めたい方向けに、どうすればモチベーションを維持しながら楽しく前のフェーズに戻していけるか?
私自身、特によく聞くのは「ウォーキングからジョギングに移行する際にひざや股関節などのけがをしてしまい、そのままとん挫をしてしまった」、そして「レースで記録を目指すのに疲れて、または度重なる故障などが原因で、走る事すらやめてしまった」などという話。
その事より、まずこれから特に重視していこうと考えているのはフェーズ2のウォークからジョグへの移行期「フェーズ2」、そしてジョグからランへの移行期「フェーズ4」。
この2つのフェーズをいかに楽しく次のフェーズへ進めていくか、そして前のフェーズに戻していけるか?
この2つのフェーズで楽しい仕掛けを創れれば、いつまでも楽しく運動を続けられ、長く健康を維持できる人がより増える事は間違いない気がする。
・・・という事で、もう2か月弱の間に、少しでも具体的な仕掛けを考えて、新年度からの新たな取組につなげていきたいものです!