自分にとって理想のランニングフォームは肘を引くではなく腕を「〇〇す」?

理想のランニングフォームとはいったい?

腰高のフォームで、腕振りは肘をしっかり引いて走る。

私が読んだ多くのランニング専門書に、理想のランニングフォームとしてこのような事が書かれています。

そして実際、私自身もセカンドウィンド四日市メンバーと一緒に走っているときは、少しでもメンバーの見本になるべく、腰高と肘を引くを意識しながら走るようにしていました。

ただ今年の2月のある出来事より、「腰高」と「肘を引く」をあえてあまり意識しないようになりました。

紀州口熊野マラソン終了後に起こった悲劇?

少し前の話になりますが、今年2月2日に開催された紀州口熊野マラソン。

結果はいつものごとく後半の大失速で、サブスリーを逃す結果となってしまいました。

ゴール後はかなりの疲労困憊状態で、しばらく眠りこけてしまう事となったのですが、その眠りこける前にウェアを着替える途中、背中が強烈に攣るような状態になってしまい、しばらく悶絶しておりました。

この要因として考えられたのが、レース中にかなり上半身に力が入った走りになってしまっていた事。

そして同様のことが昨年11月に走った土山マラソンのレース終了後にも起こっていたことを、ふと思い出す事となりました。

マラソンはいかに無駄な力を使わずに走り続けるかが、かなり重要なポイントとなるスポーツ。

背中が攣るほど力が入っていたとなると、相当無駄な力が上半身に入っていた事はどうも間違いない気がします。

そんなわけでこの時を境に、ランニングフォームの改良に着手する事を決意していました。

霞埠頭にて自主練ジョグを実施

今日の夜はドラクエウォークのある目的とコンビナート夜景観賞のため、霞埠頭まで自主練夜ジョグに出かけました。

セカンドウィンド四日市立ち上げ当初は結構な頻度で走っていた霞埠頭ですが、ここ最近はすっかりご無沙汰気味。

そんな霞埠頭、昼は車の通行量も多く、走るには少し危険な個所も多いのですが、夜になると車の量もかなり少なくなります。

そして霞埠頭の最大の特徴はフラット、かつ広く長い直線の舗装路が続き、スピードに乗って走りやすい点にあります。

そんな霞埠頭を走っているうちに、スピードはぐんぐん上がっていって、気が付けばキロ4分を切るペースまで上がっていました。

そんなペースアップの際、ランニングフォームで意識していたのは、腕振り時にひじをしっかり引く・・・ではなく腕を回すように振り、それと連動するように骨盤も回すように走る。

・・・と言葉では少し表現が難しいのですが、この2つを意識すると、自然と楽にペースを上げて走れている感覚があり、キロ4分を切るペースまで上がっていても、かなり楽に走れていました。

最盛期の自分の走りをもう一度思い出そう

腕を回すように振りながら走る・・・というのは、実は私が自己ベストを出して走っていた頃、最も楽に走れると思い、普通にやっていた事。

ただセカンドウィンド四日市メンバーとランニングフォームについてよく話するようになってから、変に専門書に書かれている事を意識するようになってしまい、結果的にどうもしっくりこない走りに。

そんな変に力が入っているフォームになっていた事に、紀州口熊野マラソン終了後の背中攣り事変(?)の際に気づかされることとなり、その後はこの腕を回すように振る走りに戻す事を意識するようになりました。

結果明らかに楽にペースを上げていける感覚があり、全盛期の時の自分の走りを思い出すことが多くなりました。

逆にたまに肘を引くを意識した腕振りで走ると、やはりどうもしっくりこず、気持ちよくペースが上がっていかない感覚があり、あらためて私にはこの「肘を引く」事はあまり意識しない方がいい事を実感させられる事となります。

そうなるとここからしばらくは「腕を回すように振る」、いわば私にとって全盛期だった時のランニングフォームを、本当の意味で自分のものとして取り戻そう!

・・・という事でしっかりジョグにて、腕と骨盤を回す走りをしっかり実践していこうと思っています!!

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