最も効率よくスタミナを強化できる有酸素ランニングのペースを模索中

本命レースに向けてまず取り組むべくトレーニングは?

私が信奉するランニング書籍の名著中の名著「リディアードのランニングバイブル」によると、シーズンの最も大切なレースに向けて、まず取り組むべきトレーニングとされているのが「マラソンコンディショニングトレーニング」。

このマラソンコンディショニングトレーニングの目的は、トレーニングの初期の段階でしっかりスタミナの土台を作っておく事です。

そのマラソンコンディショニング・トレーニングの走る目安と書かれているのが「走り終えたとき、心地よく疲れているが、もう少し速く走ろうと思えば走れたと感じるペース」。

この表現では具体的にどれくらいのペースで走っていいかわからないという事で・・・

キロ4分20秒ペースの現在の余裕度は?

昨日はセカンドウィンド四日市メンバーと、キロ4分20秒前後のペースで30キロ走を実施しました。

キロ4分20秒前後のペースと言えば、フルマラソンを3時間一桁台で走り切るペース。

今月2月はじめの紀州口熊野マラソンを3時間6分台で走った事を考えると、今の私にとってはそれなりにきついペースのはずなのですが、走っている最中は息も全く乱れる気配もなく、後半になってもかなりの余裕を持って走れていました。

走り終えた後は久しぶりに脚に結構な疲労を感じ、今の自分の実力では4分20秒はそこそこきついペースなのかな・・・というのが走り終えた直後の感想でした。

・・・とは言っても走り終えた後もほとんど息切れらしき息切れもなく、心肺機能にはそれほど負荷がかかっていないようにも感じました。

なんだかんだで30kmの距離を走り込んだわりには、マラソンコンディショニング・トレーニングの目安とされる「走り終えたとき、心地よく疲れているが、もう少し速く走ろうと思えば走れたと感じるペース」というほどの、心地よい疲れは感じられなかった気がしました。

マラソンコンディショニング・トレーニングのペース目安は?

リディアードのランニングバイブル では、マラソンコンディショニング・トレーニングの説明として「最高安定状態の70〜100%のレベルで行う有酸素ランニングが、最も効率のよい有酸素トレーニングである」とも書かれています。

この記述にある「最高安定状態」と言うのは「ATペースのランニング」、「有酸素ランニングから無酸素ランニングに変わる直前のスピードで走る事」とこの本の解説にて書かれていいます。

ATペースというのはハーフマラソンペースより少し速く、10キロレースペースよりは少し余裕のあるペースが目安といったところ。

現在の私のハーフマラソンのレースペースはおそらくキロ3分50秒から4分ペースの間、そして10キロのレースペースはおそらく3分45秒から40秒ペースといったところ。

・・・となると今の私の最高安定状態のペースは、おそらく3分45秒から50秒の間くらいではと思われます。

ただ実際このペースで20キロ以上の長い距離を走れるかと言えば、正直絶対に無理だという気がしています・・・

当面の走り込みペースの目安は・・・

そんな事を考えながら、今日の夜はキロ4分10秒前後のペースで10キロほどを軽くジョグ。

昨日の30キロ走の疲労は全くと言っていいほど残っておらず、かなりの余裕を持って走れている感覚がありました。

そんな状況から考えると、やはりキロ4分20秒〜10秒ペースは現状の私にあっても、かなり余裕のあるペースである気がします。

一方でキロ3分50秒を切るペースとなると、かなりきつくなりそうな気がする状況を考えると、現段階で「走り終えたとき、心地よく疲れているが、もう少し速く走ろうと思えば走れたと感じるペース」はキロ4分5秒から3分55秒前後といったところの気がします。

これらの事から考えると、現段階でマラソンコンディショニング・トレーニングにて私が走るペースは、キロ4分ペースが目安といったところ。

・・・というわけでこれからしばらくはキロ4分ペースをベースに、様々な練習メニューを組んでいこうと思っています!!

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