事のはじまりはプロポリスだったのですが・・・
昨日のブログで書かせていただいたように、4月より私に新たな拠点ができました。
そのきっかけとなったのが、プロポリスのネットショップを開設する依頼を受けた事。
プロポリスと言ってもいまいちピンとこない方も多いと思いますが、プロポリスとはミツバチが木の芽や樹液、その他の植物源を合わせて作った固形の物質で、かなり強力な殺菌作用を持ちます。
また人の身体の免疫力を高めてくれ、抗酸化作用も期待できるなどの研究結果も出されている健康食品で、一部の方にはかなり人気の商材のようです。
ただ本腰を入れてプロポリス販売を始めようと思った4月から、諸々多くの問題が出てきていたりします・・・
はちみつの新製品を考案中
プロポリスは日本ではほとんどとれず、世界最高クラスの品質を誇るのはブラジル産と言われています。
現在お世話になっているアルタスと関連会社は、ブラジルとのご縁がかなり深く、その関係でプロポリスを取り扱う事となりました。
ただ4月から本格化した新型コロナウィルスの影響で、海外から商品を入れるのはかなり困難となったとの事。
しかも5月中旬ごろからはブラジルで新型コロナウィルスが本格拡大してしまったとのニュースも流れており、肝心なプロポリス商品がほとんど入ってこない状況となりました。
そこで私が社長に提案したのが、同じミツバチ関連製品でも、ランニングやウォーキングなど持久系のスポーツの補給食としてかなり注目していた「はちみつ」。
蜂蜜ならブラジルだけに頼らなくてもいいものは本当にたくさんあると思われ、また今まで私がやってきたランニングやウォーキングの活動とも連動させやすいという事で、新たな商品を開発すべく動き出すことにしました。
5月末にサンプルが届いたのですが・・・
そんなわけではちみつの新製品を開発すべく、4月5月といろいろ試行錯誤を繰り返し、岐阜の企業さんと愛知の企業さん2社と打ち合わせを重ねながら、5月末一つのサンプルが届きました。
これはランナーやウォーカーが運動している途中でも食べやすいようにと考案していただいた、スティックタイプのはちみつゼリー。
中に入っている蜂蜜はひそかに今、他のはちみつにはないある健康効果が期待されている某国産のもので、味も一般的なはちみつとは少し異なるものの、なかなかコクのある風味が特徴のもの。
こうしてできたはちみつゼリー、早速関係者の方々と試食してみたのですが、ゼリーを口に入れた瞬間、全員が全員で見事なまでの苦笑い・・・
おそらく誰もが同じ感想を持ったと思われますが、私自身の感想は「よくも悪くも普通過ぎ、何の差別化もはかれない・・・」というもの。
これでは全く持って勝負になりません。
いつかやってくるマラソンレースシーズンに向けて
シドニー五輪の金メダリスト・高橋尚子さんは紅茶とはちみつのスペシャルドリンクを飲んでいたことで知られています。
またここ最近は「MAURTEN - モルテン」なるものが出てきましたが、従来トップマラソンランナーの中には、はちみつをスペシャルドリンクに入れていた方は少なくありません。
そして何より私が最も信奉するランニング専門書「リディアードのランニングバイブルにおいても、スペシャルドリンクとしてはちみつを推奨しています。
そんなわけで今後さらに改善を重ねていけば、きっと面白い商品ができるはずです。
まだ今は道半ばどころか、一歩目を踏み入れたばかりの状況のような気がします。
ただ諦めさえしなければ、きっと光は見えてくるであろうという事で、とにかく根強く改良を続け、本当にいいものを作り上げていこうと思っています！！
