「走った距離は裏切らない」これは三重県の生んだアテネオリンピック金メダリスト・野口みずきさんが残した名言です。
ただこの名言を私自身が初めて聞いた当時は、それなりにフルマラソンで記録を出せていた時だったのですが、「マラソンで重要なのは走行距離だけではないけどな・・・」などとあまりにも浅すぎる感想を頭に思いうかべていた私がいました。
ただ実際フルマラソンで結果が出せなくなってくると、真っ先に対策として思い浮かぶのは、結局距離を踏むことしかないという事で・・・
2023年最後の走り込み練習を実施
今日はセカンドウィンド四日市メンバーと朝7時より、南部丘陵公園南ゾーンをスタートして、鈴鹿市の箕田公園までを往復する40㎞LSDを実施しました。
年末にこんな予定を組んでも、どのメンバーも来ないよな・・・と思いながらチームスケジュールに入れていたのですが、まさかの7人での実施となった40㎞LSD。
スタート直後からLSDというには少し速いキロ5分半前後のペースで10㎞地点に到着。
その後は少しペースも落ち着いたものの、キロ6分を切ることなく走り続け、20㎞地点の箕田公園に到着したのですが、この時点では息切れ一つなし。
また昨日のお伊勢さん年末詣ランで脚にかなり疲労が残っていたはずだったのですが、この段階では脚にダメージらしいダメージも感じておらず、かなり余裕のある状態でした。
それなりに余裕をもって40㎞を走りきれたものの・・・
そして折り返してからも、心肺的にはかなり余裕があり、多少ペースが上がっても、スイスイと前に走り進み30㎞地点に到着。
・・・したものの、30㎞を過ぎてからは明らかに脚が重くなり、脚が思うように上がらなくなりました。
大失敗レースとなった奈良マラソンでも、30㎞を少し過ぎたあたりから、脚が思うように動かなくなったのですが、同様の展開になってしまう有様。
・・・とは言っても、なんだかんだでかなりの余裕を残して40㎞を走りきれはしたものの、42.195kmを走りきる脚は現段階で全くできていない事を痛感。
特に私の最大の弱点と思っている太ももの内側の内転筋には、かなりのダメージを感じ、来年に向けて明らかな強化ポイントが浮き彫りになった気がしました。
2024年は三重旅ランでガッツリ距離を踏んでいこう
そんなわけで今日は2023年最後の走り込みとして40㎞LSDを実施したわけですが、現段階においての私の課題は本来私の強みだったはずのスタミナ強化である事は明らか。
特に42.195kmを走りきるだけの脚ができていない事については、これからとにかく距離を踏んでいく以外の方法はない気がしています。
ただ根っからの飽き性で、周回コースにてひたすら距離を踏むことが苦手な私。
・・・となると2024年のスタミナ強化のカギは、ここに来てかなり楽しさを実感できている三重旅ランしかない気がしています。
2024年は出来る限り多くの三重の穴場スポットを発掘していこうと思っています。
そして穴場スポットは、小回りが利くランニングでこそ到達できるポイントも多く、走れば走るほどこうした穴場スポットを発掘できる。
なおかつ距離を踏め、スタミナ強化にも繋がる。
今の私にとって三重旅ラン以上にメリットが大きいランは、間違いなく見つからないという事で、2024年は新年よりガッツリ三重旅ランにいそしんでいこうと思っています!