9月初日は過酷という言葉以外見つからない多度山峠走撃沈よりスタート

アスリートとして重要なメンタル的要素

私の信奉するメンタルトレーニングの書籍に、アスリートとして大切なのは「素直な負けず嫌いである」事だと書かれています。

かつては大の負けず嫌いだったはずの私ですが、ここ最近は結果があまりにも出なさ過ぎて、負けず嫌いさが薄れてきつつあるのを感じます。

そして素直さは、もともと自分にはかなり欠けている部分があったのですが・・・

9月より屈指のきつさを誇る多度山峠走よりスタート

早いもので今日より9月がスタートしました。

そして朝から向かった先は、私にとって「聖地」的な存在にある多度山。

今年度に入ってからは「自分がやりたいから」・・・という理由だけで組んでいる感のあるセカンドウィンド四日市の日曜イベントですが、9月最初に選んだのは、三重県でもおそらく屈指と言える過酷な峠走を実施できる多度山。

多度山には約3.5キロのとんでもなく強烈な傾斜の坂道が続く舗装路コースがあり、そのきつさは先日峠走を実施した石水渓の比ではありません。

9月は最初から数ある練習メニューの中でも屈指のきつさを誇る多度山峠走にて、まだ半分寝ぼけ気味の私のやる気を目覚めさせようという作戦でした。

予想をはるかに上回るきつさの多度山峠走

経験したほとんどのセカンドウィンド四日市メンバーから「二度とやりたくない」・・・と高評価をいただいている多度山峠走。

参加者ゼロの可能性も高いと思っていたのですが、運よくチームでも屈指の実力派メンバーが来ていただき、なんとか3本やりきろうという設定で、多度山峠走をスタートしました。

そんなわけでスタートした多度山峠走ですが、スタート直後から予想をはるかに上回るきつさで、呼吸はあっという間に乱れはじめ、脚にも早々に疲労がたまっていくのを感じました。

それでもなんとか約2.5キロちょっとをペースを落とさず走っていたのですが、残り1キロ地点に到達したところで、脚の疲労がピークに達し、ここでいったん休憩してしまう事に。

その休憩後はなんとか最後まで走り切ったものの、1本目の坂道を上り終えた段階で早々に心はへし折れ欠けました。

ただ一緒に走っていたメンバーの方は、最後まで全くペースを落とすことなく上り坂を上りきって、全く問題なく2本目に臨めそうな気配。

そんなわけで上りきった坂道をゆっくり駆け下りて、スタート地点に到着した後は、2本目の上り坂をスタート。

今度は約2キロほどを上ったところで心折れて、またまたここでいったん休憩。

その後はなんとか休憩する事なく走り切ったのですが、私一人であれば間違いなく2本目を上りきったところで今日の練習をやめてしまっていました。

・・・が一緒に走っていたメンバーの方は、2本目も最後まで全くペースを落とすことなく上りきり、じゅうぶん3本目に臨めそうな雰囲気。

そこで3本目、ペースを落としていただいてスタートしたのですが、脚の疲労に加えて、身体に熱がこもり意識ももうろうとしてきてしまい、今度は1.5kmほどを上ったところでまたまた休憩。

その後は歩くのすらきつい状態でしたが、残り1キロほどだけは少しペースを上げて坂道を上りきり、なんとか3本、えげつない多度山の坂道を走り(歩きも休憩もありましたが・・・)、多度山峠走を終了しました。

今日の悔しさを忘れないようにしよう

峠走を終えた後は、多度山練習の後のお決まりとなっている多度大社参拝。

かなり久しぶりの多度大社参拝となったわけですが、参拝している間もずっと悔しくて仕方ありませんでした。

・・・と言うのも結局多度山の上り坂を、結局3本とも最後まで走り切れなかった自分に対して、一緒に走っていたメンバーの方は3本とも立ち止まることなく走り切られていました。

今までなら「自分は暑さに弱いから・・・」などとどうでもいい言い訳で済ませていたところですが、今日はその事がただただ素直に悔しく。

そして多度参拝を終えて思ったことは、ただただ速く、そして何より強くなりたいという事。

こんな気持ちになれたのは、かなり久しぶりの気の事で、今日このタイミングで多度山峠走を実施した事にはかなり意味があったと思っています。

あとはその気持ちがいつものごとく早々に薄れてしまわないよう、今日の多度山峠走での悔しさは絶対に忘れずに今後の練習に臨んでいきたいものです。

 

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