ごった煮的魅力を兼ね備えた三重をランニングでひたすら深堀りしよう

三重県のポテンシャルは計り知れない(かもしれない)

三重県は江戸時代には伊勢国、伊賀国、志摩国、そして紀州国の一部と、4つの国に分かれていました。

そんな歴史もあってか、なんとも統一感のない、中途半端なイメージを私自身、自分の住む三重県に持ち続けていました。

ただ今年に入ってから四日市に留まるのをやめて、三重県各地に出てみると、いかに三重県が面白く、まだまだ大きな可能性を秘めた地であるかがわかってきました。

菰野町の珍スポット(?)五百羅漢は三重県の縮図?

昨日の午後は、菰野町で仕事の打ち合わせを終えた後、五百羅漢(ごひゃくらかん)なるところに出かけました。

この場所は最近読んだ三重「地理・地名・地図」の謎 (じっぴコンパクト新書)という本に紹介されていた場所で、本を読んだ直後から一度は訪れたいと思っていたところでした。

この五百羅漢には驚くほど多くの石像があるのですが、面白いのは釈迦如来などの仏教系の石像から、天照大御神などの神道系の石像、あらに一般人にも見える石像と、とにかくバリエーションに富んだ石像が500体近く並んでいます。

実際に実物を見てみると、もはやなんでもありだな・・・と思ってしまうような光景なのですが、ここにいるとどんな文化も流行も柔軟(節操なく?)に受け入れる三重県・・・というより私自身に姿を重ねてしまいます。

三重県は地形にも文化にも富んだ県

先日訪れた尾鷲市や志摩市などの三重県南部は、リアス式海岸とかなり入り組んだ海岸線が広がっていて、海のすぐ近くまで山がせり出してきています。

一方で私の住む四日市など三重県北中部の方は、海岸線もなだらかで、広い平地が広がっていてと、同じ県とは全く思えないほど大きく景色が異なります。

さらに私にとってまだ全くの未開拓の地である伊賀地区は、四方を山地に囲まれた盆地と、これまた全く異なる風景が広がっているはずです。

さらに三重県内は名古屋の文化と、大阪の文化、そして和歌山の文化が入り混じる多文化県とも言われており、生活習慣も同じ三重県内でも大きく異なっています。

三重県は日本のほぼ中心に位置する県でもあるわけですが、三重県を深く知れば日本の大部分を知ることができる。

・・・そんな事を、ここ最近はずっと考えている自分がいます。

三重県をランニングを通じてもっと深堀していこう

地形の変化に富み、あらゆる文化が入り込む、とんでもない懐の深さを持つ三重県。

ここ最近は、5月半ばに洞爺湖マラソンのために行ってきた壮大な自然が広がる観光大国・北海道や、今後行く機会が増えそうな日本最大の大都市・東京より、私の住む三重県を深堀りしてく方がはるかに楽しいのでは?

そう思わずにはいられないほど、三重県という県のなんとも謎めいた魅力に、ここ最近はとにかく魅入られ続けています。

そしてここ最近はとにかく、三重県内のあちこちを、ひたすら走り回りたい・・・そんな衝動に駆られ続けています。

三重県はとにかく地形に富んだ県、つまり様々な練習効果を得られるランニングコースが点在するコースとも言えます。

そんな三重県をひたすら走り回り続ければ、楽しむだけでなく、どんなレース環境にあっても適応できる本当の強さを手に入れる事ができる!

・・・というわけで今年の夏は、三重県中を時間の許す限りひたすら走り廻ってみようと思っています!!

 今回の記事で紹介した書籍

三重「地理・地名・地図」の謎 (じっぴコンパクト新書)
実業之日本社
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