
マラソンレース1週間前は練習量を減らし、基本はジョグのみ。
・・・というのがよく言われるセオリーなのですが、レース直前3〜4日前にやっておくといいと言われているのが最終刺激走。
最終刺激走とは文字通り、レース直前に最後の刺激を入れる練習の事で、私も昨日は紀州口熊野マラソンに向けて、その最終刺激走を実施しました。
最終刺激走として1kmインターバルを実施
昨日は火曜日という事で、夜のセカンドウィンド四日市練習会を実施する前に、中央緑地公園陸上トラックにて最終刺激走を実施する事にしました。
最終刺激走としてよく言われるメニューとして、5km前後のペース走や、疾走距離が5km以内のインターバルがよく言われます。
その中で昨日は、あえて私の最も苦手な1kmインターバルを実施する事にしました。
設定は1km3分30秒ペースで5本。
・・・と言ってもフルマラソンで自己ベストを出していた時含め、一度もこの設定でやり切れた事はないため、最低でも3本頑張ろうとばかりに1kmインターバルをスタートしました。
1キロインターバルはまさかの2本で撃沈・・・
昨日はかなり風が強く、バックストレート側ではかなり強烈な向かい風。
早々に心折れそうになりながら、なんとか1キロを走りきったもののタイムは3分34秒と、3分30秒を切れず。
たいして余裕もないのにこのタイムか・・・と思いつつ、気持ちを切り替えて2本目に突入したものの、3分32秒とまたまた3分30秒を切れず。
そして3本目に突入したものの、まったくペースが上がる気配がなく200mほど走ったところで心折れて、ジョグに切り替え。
ここ最近で最悪の1kmインターバルとなってしまいました・・・
さすがにこれでは終われないとばかりに、200mジョグした後、400mインターバルにメニューを切り替えて、再び疾走をスタート。
400mならなんとかなるだろう・・・と思いながらスタートしたのですが、結局ペースは上がる事なく、83秒、78秒、83秒、79秒とペースは終始ばらつき続けたうえ、1本走り終えるごとに結構なバテ具合・・・
最後の5本目は後半にかけてかなりペースを上げて走ったものの、結局76秒とそれほどたいして上げきれず・・・
紀州口熊野マラソンに向けて、なんとも不安を残す最終刺激となってしまいました。
とりあえず最終刺激走の練習目的は達成
そんなわけでレース直前の今の時期に、「こんな練習で自信をなくすくらいならやめておけばよかった・・・」と思ってしまうような最終刺激を行ってしまったわけですが、それほど凹んでいないのも事実。
・・・と言いますのも、調子の良し悪しに関係なく、私今までも最終刺激走でまともな走りができた試しは、自慢ではありませんが一度もありません。
最終刺激走は走力アップが目的ではなく、心肺や脚筋、特に心肺に大きな刺激を入れ、レース当日の身体のキレをよくするのが目的。
そう考えると昨日は、なんだかんだで心肺には十分な刺激が入っていると思われ、練習目的自体は達成できている気もします。
そう前向きに考えないと、紀州口熊野マラソンに向けて、またまた不安が増幅していくばかり。
・・・という事で、昨日の最終刺激走は「心肺と脚筋にいい刺激が入った」という事だけ記憶に残す事にして、お粗末な練習内容は記憶の彼方に葬り去ろうと思っています・・・