絶対に言い訳のできないランニングシューズ「ナイキ ヴェイパーフライニット4%」

レース直後の常套言い訳文句

私がレースで不甲斐ない走りをした後に、よく周囲の方に話してしまう言い訳の一つにこんなのがあります。

ランニングシューズの選択を誤ったせいで、レース後半失速してしまった

レース後半に失速するのは、私にとってはいつもの事で、単なる実力不足、そして練習不足が理由であるのは間違いありません。

ただそうであっても、ランニングシューズの選択一つが、レース結果を多少なりとも左右されるのは事実ではあるという事で・・・

ペガサスターボでやらかした言い訳

紀州口熊野マラソン、掛川新茶マラソンではレースシューズとして「ナイキ ペガサスターボ」を選択しました。

このペガサスターボはクッション性は十分すぎるほどなのに、かなり軽くて走りやすく、フルマラソンレース用のシューズとしてかなりオススメだと個人的には思っています。

そしてこのペガサスターボには軽いのに高反発の「ズームX」なるミッドソール素材が使われているのですが、このおかげかペースを上げている時にはどんどん地面の反発を力に変えて前に進んでいける感覚があります。

ただこのペガサスターボ、少しペースが落ちてくると、この反発を感じなくなるどころか、クッション性がありすぎるからか地面に沈み込む感じが出てきて、失速を助長してしまう感があります。

その事が紀州口熊野、そして掛川新茶マラソンでの後半大失速の、私の言い訳として登場してきてしまっていました・・・

ズームフライニットでやらかした言い訳

一方でもう1足私が持っているナイキの厚底シューズ「ナイキ ズームフライニット」は、ペガサスターボにはない高反発素材「カーボンプレート」が搭載されています。

このカーボンプレートがバネのように機能してくれ、ズームフライニットを履いて走ると、グイグイ前へ進んでいける感覚があります。

このカーボンプレートのおかげか、ペガサスターボより断然ペースはズームフライニットの方が上げやすく感じており、インターバルなどのスピード練習を実施するとその差を実感する事ができます。

そんなズームフライニットの弱点と思っているのが、ペガサスターボやその他メーカーのレース用シューズに比べると、かなりシューズの重量が重いという事。

実際ズームフライニットを履いて出場したお伊勢さんマラソンでは、後半この重さがかなりのネックになった事で大失速したと、私の言い訳として登場していました・・・

ヴェイパーフライニット4%に上記の言い訳は通用しない

そんな言い訳ばかりを繰り返してきた私ですが、洞爺湖マラソンでは今までの言い訳は絶対にできません。

・・・と言いますのも、洞爺湖マラソンのレースシューズとして確定している「ナイキヴェイパーフライニット4%」は、現在のマラソン世界記録、そして日本記録を生み出したシューズ。

このヴェイパーフライ4%はペガサスターボの最大の売りだと思っている軽くて高反発のミッドソール素材「ズームX」と、ズームフライニットの最大の売りである「カーボンプレート」が搭載されています。

さらにシューズの重量は持った瞬間に「あれ?こんなに軽くていいの?」と思ってしまうほどの軽さです。

こうなってくるともはや今までのレースのような言い訳は、ヴェイパーフライ4%を履くからには絶対にする事ができません。

すでにヴェイパーフライ4%の実力は実証済みですが・・・

そんなヴェイパーフライ4%の実力のほどは、中央緑地トラックにて実施した2度の400mインターバルですでに実証済み。

ただこのヴェイパーフライ4%の本当の実力は、陸上トラックではなく、アスファルトのような舗装路において、特にその高反発さが生きてくると思っています。

まだ私自身、ヴェイパーフライ4%で舗装路は走っておらず、その実力のほどは不明と言えば不明。

ただ今までのシューズをはるかに上まわる走り心地は約束されているという事で、今度こそはランニングシューズを言い訳にする事なく、レースまで10日を切った洞爺湖マラソンに向かっていきたいと思っています!!

おすすめの記事