かつて本気で目指した福岡国際マラソンが本日幕を閉じました

本当のエリートだけが参加を許されてきた大会

国内最高峰のフルマラソンレースとして、75年の歴史を誇る福岡国際マラソンが今日で最後を迎えました。

福岡国際マラソンは世界陸連から2011年に最高位の「ゴールドラベル大会」に、そして2020年には「世界陸上遺産」にも認定されているなど、円滑な大会運営が世界でも高く評価され、日本最高峰のフルマラソン大会の一つとして君臨してきました。

そしてかつては「マラソン競技における事実上の世界選手権」と呼ばれた歴史も持つほど、世界でも指折りのトップランナーが毎年当たり前のように出場し続けてきた、本当のトップランナーだけが出場を許される格式高い大会。

そんな大会の出場を、かつては本気で夢見続けてきた私だったのですが・・・

またまたダメランナーに戻りつつある今日この頃

先週の火曜日の練習会で左ハムストリングの肉離れをやらかしてしまい、10日ほどノーランデーが続いてしまいました。

結果一昨日の金曜日夜セカンドウィンド四日市練習会では、キロ5分20秒前後のペースで2kmインターバルを5本こなしただけで、脚は結構なガクガク状態。

そして翌日のセカンドウィンド四日市土曜午前練習会では、見事なまでに疲労が残っており、脚が全く上がってくれず、ウォーキングをするのがやっとの有様・・・

こんなへっぽこランナーが、かつて福岡国際マラソンを本気で目指していた・・・と言っても、おそらく誰も信じてくれないかと思われます。

あと3分ちょっとにせまったはずの福岡国際でしたが・・・

私が福岡国際マラソン出場に最も近づいたのは、2時間45分35秒の自己ベストを出した2012年5月20日開催の「第38回洞爺湖マラソン」。

当時の福岡国際マラソンの参加資格は「2時間42分」を切ればOKだったという事で、「あと3分ちょっとタイムを縮めるくらいなら、なんとかいけるのでは?」

そんな思いをあざけるように翌年2013年からは、「2時間40分」に参加資格が上がってしまいました。

それでもあと5分くらいなら・・・と心のどこかで思っていたところがあったのですが、2016年からは「2時間35分」にさらに参加資格が繰り上がってしまい、もはやはるか遠いかなたの大会となってしまっていました。

それでも40代のうちに、いつか本気で練習して、出場権獲得を本気で目指そうと思っていたところもあったのですが、今年を持って大会自体が終了という事で、私がかつて目指した夢は完全に消失してしまいました。

現実的な目標に頭をしっかり切り替えよう

そんなわけでかつては本気で目指そうとした福岡国際マラソンは本日をもっと幕を閉じたわけですが、正直テレビ観戦していても、悔しい気持ちは全く芽生えてきませんでした。

それくらい2時間35分という参加基準は、今の私にはあまりにも遠すぎる目標となってしまっていました。

かりにこれから参加基準が2時間42分に緩和されようが、2時間45分に緩和されようが、正直今の私にはとんでもなく遠い目標です。

そんな今の私であっても、3時間切り「サブ3」ならまだ現実的な目標にあると思っており、あと最低でもあと10年は目指し続けられる目標だと確信しています。

・・・と言っても現状の私の走力ではサブ3ですらかなり遠い目標という事で、今日の福岡国際マラソン終了をもって、現状の走力からは程遠いタイムを目指す思考はもう完全に切り替えて。

まず2ヶ月後に迫った別府大分毎日マラソンでのサブ3を、少しでも現実的な目標にできるよう、明日からもう一度体制を立て直して、練習に取り組んでいこうと思っています。

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