多度山ランのあとはご利益も格付けもすごい多度大社参拝がお勧め

地縁や血縁などは全く関係なく、個人の特別な信仰により崇敬する神社の事を崇敬(すうけい)神社と言います。

特に信仰心などあるわけでない私ですが、少し時間をかけてでも、つい定期的に立ち寄りたくなる崇敬神社の一社はと言いますと・・・

多度山を走った後はやはりいつもの・・・

昨日の多度山走で、見事強烈な坂道に惨敗した私。

あまりの惨敗ぶりに打ちひしがれながら向かった先は、私の崇敬神社でもあり、多度山走のあと必ず参拝に訪れる事になる多度大社。

多度大社は古くから多度山を神体山として信仰されてきたそうなのですが、多度山は私にとってはじめてできたランニング仲間と、初めて一緒に走った地であり、仲間と一緒に走る事の楽しさを最初に教えてくれた場所でもあります。

その経験が私がランニングチーム・セカンドウィンド四日市を立ち上げた大きなきっかけになったと思っており、多くの恵まれた仲間との出会いを作ってくださった多度山には、今も心より感謝の気持ちを持ち続けています。

そんな多度山を御神体とする多度大社は私にとっても大きな存在ですが、実は歴史的にみてもかなりすごい神社です。

ご利益も格付けもすごい多度大社

「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」とうたわれ、北伊勢大神宮との別名を持ち、伊勢神宮とのつながりも深い多度大社に祀られているのは「天津彦根命(あまつひこねのみこと)」と呼ばれる神様です。

この神様は日・海の神とも言われ、また風や雨などを天候を支配するパワフルな神様で、農業・漁業の発展、金属工業の守護、産業開発、雨乞い、台風除けなどオールマイティなパワーを持つと本に書かれています。

さらにこの神様は伊勢神宮内宮に祀られる神様・天照大御神(あまてらすおおみかみ)の3男で、伊勢神宮とは親子関係にあたる神社です。

そんな多度大社は平安時代には延喜式内社の中でも特に格上とされた「名神大社」そして「伊勢國二宮」に格付けられ、全国有数の神社としてその名を知られていました。

さらに明治の近代社格制度では、三重県では唯一の「国幣大社」に格付けられ、三重県内では伊勢神宮に次ぐ位置づけと言っても大袈裟でない神社でした。

・・・と言われても、ほとんどの方は「だから何?・・・」となってしまうかと思いますが、神社検定2級の私が「すごい神社」と言っている以上、多度大社はすごいという事だけ伝わればと思います・・・

崇敬神社は一つでなくてもいいそうなので・・・

そんなわけでご利益も格付けもすごい多度大社ですが、そんな事は関係なく多度大社の参道を歩いていると、いつもなぜか心がすごく穏やかになっていくのを感じます。

まさに心の拠り所がここにあるといった気持ちになれ、この時こそ崇敬神社のありがたみを感じるところであります。

ちなみに崇敬神社は一つである必要はなく、複数であっても別に問題ないそうです。

そしてこれから全国の神社巡りランに挑む私、おそらくこれから多くの心惹かれる神社に辿り着き、新たな心の拠り所となる崇敬神社に何度も出会う事になるのではと思っています。

そんな事を考えるとさらにワクワクした気持ちになれるという事で、新たな崇敬神社に出会うべくまずは神社巡りランの第一歩となる三重県内の式内社巡りラン、実施計画をみっちり練っていきたいと思っています!!

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