今までの反省を踏まえて新シーズンは慎重にランニングシューズを選ぼう

不甲斐ない走りをすべてシューズのせいにする人の話

レースの結果が良くないと、すぐに履いていたランニングシューズのせいにする悪癖を持つ、あまりにイタイ人がいます。

そのイタイ人は、メーカーの宣伝にすぐに踊らされてすぐにランニングシューズを衝動買いするうえ、いまいち購入したシューズの性能を理解できないまま、すぐに新たなシューズに手を付けてしまいがちです。

そのイタイ人とは言うまでもなく私の事なのですが、来シーズンに向けては心を入れ替えて、本当に自分の走りにあったランニングシューズを入手するべく、腰を据えてシューズ選びに臨んでいこうと思っています。

運命の一足だったはずのヴェイパーフライ4%でしたが・・・

当時極めて入手困難とされた「ナイキ ヴェイパーフライニット4%」を入手する事ができ、練習時でも圧倒的な走りやすさを感じ、意気揚々と臨んだ5月の洞爺湖マラソン。

結果、ゴールタイムこそまずまずと言ったところでしたが、足の爪のほとんどが死んでしまい、6月は「足の爪はがれラッシュ」という、とんでもないビビりの私にとっては、怪奇現象ともいえる出来事が続く事となりました。

そんな恐怖現象が続く要因となったのが、購入したヴェイパーフライニット4%のサイズが少し小さすぎた事。

通常26cmのサイズをランニングシューズでは選ぶ私ですが、ヴェイパーフライニット4%はワンサイズほど小さく作られているようで、26.5cmのサイズを選ばなければいけなかったようでした。

そんなわけで今後、フルマラソンレースをこのヴェイパーフライニット4%で走るのはあまりにもリスクが高く、来シーズンに向けては新たな勝負シューズを模索していかなければなりません。

ナイキに新シリーズが登場しましたが・・・

そんな事を考えていた矢先、ナイキのアプリより、ナイキの厚底シューズの新たなモデルとして「ペガサスターボ2」と「ズームフライ3」が発表されました。

この新たな2シリーズ、練習用シューズとして考えるなら、かなり魅力あるシューズだと思っています。

ただこの2シリーズ、現行モデルを両方とも持っているのですが、まだまだ練習で履く分には全く問題ない程度の消耗度で、まだまだ現役でじゅうぶん活躍いただけるレベル。

そんな今の段階で新モデルを購入するのはもったいない気がするうえ、どうせ購入するのであればヴェイパーフライ4%の26.5cmを購入するか、もうすぐ発売されるヴェイパーフライネクスト%を購入するのも選択肢に加えたいところ。

・・・と言ってもヴェイパーフライシリーズは極めて入手が極めて困難なうえ、3万円近い金額と、そう気軽に購入できるレベルの代物ではありません。

そういえばあのシューズが棚に眠っていた気が・・・

そんな悩み深き私に、勝負シューズおよびスピード練習用シューズとして、今の時期にこそ試しておくべきもう一つの選択肢がある事を思い出しました。

それは昨年初めに購入しておきながら、ある理由によりほとんど履いておらず、気がつけばシューズ棚に眠ってしまっていた「ニューバランス HANZO R」。

このシューズはナイキの厚底シューズに比べると、着地衝撃をもろに感じてしまう気がして、新年より足底筋膜炎による足裏の激痛に悩んでいた私には、かなり不安感を覚えるシューズでありました。

その事がせっかく購入しながら、このシューズをほとんど履く事がなかった大きな要因なのですが、今の私はまだ完治とは言えないまでも、足裏の激痛はかなり治ってきています。

そんな今ならわざわざ新しいシューズを購入するまでもなく、まずは「HANZO R」を履いて練習したらいいのでは?・・・そんな結論に至りました。

「HANZO R」は昨年の夏ごろには「自分にとって運命の一足」と本気で信じたほど、軽快に走れた記憶が今も残るランニングシューズ。

しかもまだそれほど履いていない私の持つ「HANZO R」は、あの高橋尚子さんや野口みずきさんのシューズも手掛けた名匠・三村仁司氏が設計に携わっている「V2」シリーズと、ほとんど履かないまま引退いただくにはあまりにももったいないレベルのシューズです。

これは今のタイミングでこそ、この「HANZO R]の真価を試すしかありません。

・・・というわけでそろそろ再開しようと思っていたスピード練習では、まずこのHANZO Rを最優先に、その性能のほどを最大限に模索していこうと思っています!!

 

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