2005年1月に一志郡嬉野町、三雲町、飯南郡飯南町・飯高町と合併し、津市に続き三重県で2番目の面積を誇る大きな市となった松阪市。
昨年から奇妙なご縁により、私個人的にかなり訪問頻度が増えた松阪市ですが、訪れるたびに何かしらの発見があり、次回訪れるのが楽しみになってきます。
そして今日はそんな松阪市の中でも、個人的にかなりお勧めの飯高町に訪れる事となりました。
ウォーキングイベント下見のため松阪市飯高町へ
今日は朝から仕事で松阪市へ。
そして一仕事終えた後は、松阪市の南西端に位置する飯高町にある「道の駅 飯高」へ。
その目的は7月6日(土)に三重県ウオーキング協会にて予定しているイベントで歩くコースとして設定している、「和歌山街道 珍布峠ウォーキングコース」約7.5㎞のコースの下見をするため。
このコースは平成27年9月に新日本歩く道紀行100選「歴史の道」に選定されているコースで、発着点となる道の駅飯高にはそのコース名の看板も。
いつものごとくの勢いのみで、イベント開催決定、そしてコース選定を行った感のある「和歌山街道 珍布峠ウォーキングコース」ですが、昨年の5月に一度だけコースの一部を走っています。
その時にとにかく感心させられたのが、コースの迷いそうなポイントに、必ずと言っていいほど矢印とコースマップの看板が設置されている事。
おかげで昨年5月にはじめて訪れた際も、道に迷う事もほとんどなく快適に走れた記憶が。
そんな記憶をもとに、今日は特にコースマップを用意することなく、私お得意の行き当たりばったりマインドにて、コースの発着点となる道の駅飯高をスタートする事となりました。
見どころ満載の珍布峠ウォーキングコース
今回歩くコースの最大の見どころと言えるのが、国分け伝説の史跡として知られる珍布(めずらし)峠。
峠とある事から、険しい道を歩くイメージが湧くと思いますが、いざ歩いてみると、コースはしっかり舗装されているうえ、アップダウンもそれほどきつくなく、さらに木陰も多くと非常に歩きやすかったりします。
そんな峠を越えた後は、飯高町の史跡などを巡りながら、コースを歩き進めていく事となります。
そんな立ち寄りスポットのいくつかを紹介していくと、まずは奈良県の春日大社と深いご縁があり、ご神木の大楠が樹齢1000年を超えると言われ、県指定天然記念物に指定されている水屋(みずや)神社。
そして伊勢神宮の地を定めたと伝えられる倭姫命(やまとひめのみこと)が伊勢を巡行した際に、自分の姿を映して化粧をしたという言い伝えがある姿見の池。
そして戦国時代に伊勢国を治めていたものの、織田信長によって謀殺された北畠具教(きたばたけ とものり)の首塚。
などなどとアップダウンが比較的少なく歩きやすいうえ、立ち寄りスポットも豊富と、飽きることなく最後まで楽しく約7.5㎞コースを歩くことができました。
三重県でも屈指と言えるレベルのおすすめコース
そんなわけで今日は「和歌山街道 珍布峠ウォーキングコース」のコース下見を行ったわけですが、今日は6月にしてはかなり暑く。
7月になるとさらに暑くなることが想定されますが、木陰の箇所も多いのはかなりの救いと言え、夏場でも比較的歩きやすいコースのように思いました。
とは言っても木陰が全くなく、直射日光をもろに浴びるであろう箇所もそれなりにあり、またコースの要所要所にはアブらしき虫が結構な頻度で私の周囲を飛び回ってくれたりと、なかなかにきついウォーキングを強いられる箇所もありました。
ただコースの途中で拝める景観は、なかなかの絶景続きで、私個人的には三重県でも屈指と言えるレベルのおすすめウォーキングコースだと思っています。
そんなウォーキングコースを歩く三重県ウオーキング協会のイベントは、7月6日(土)に開催予定。
暑さ対策やアブ(?)対策は必須と言えますが、興味を持っていただいた方は、ぜひ三重県ウオーキング協会サイトをご確認ください!
7月6日(土)「和歌山街道 珍布峠ウォーキングコース」を歩こうイベントについて詳しくはこちら