
春に基礎練習でスタミナの土台を作って、夏場にスピードを強化するというのがマラソン練習のセオリーと言われています。
・・・という事は分かっていたものの、例年どこかでセオリーを崩してしまいがちな私ですが、今年は10月5日の松本マラソンで無様な走りをしないために、夏場のうちにしっかりスピードを強化していこうと考えています。
夏場のヒルトレーニングはとにかくきつい・・・
先週金曜日のセカンドウィンド四日市の練習会は霞ヶ浦緑地公園にて昼トレーニングを実施しました。
霞ヶ浦緑地公園内にある四日市ドームの坂道を利用して、5つのランニングドリルを行ったあと、2キロちょっとのジョグを交互に行うヒルトレーニング。
金曜日の練習会では、このランニングドリルとジョグの交互を3セット行いました。
短い時間でかなり効率的にスピード強化が期待できるヒルトレーニングですが、その分その負荷はセカンドウィンド四日市の練習メニューの中でもトップクラス。
今年は6月までそれなりにジョグもできており、30キロの距離を走った後もそれほど脚に疲労が残らなかった私ですが、ヒルトレーニングを実施した翌々日は上半身全体と股関節周りがとんでもない筋肉痛で、動くのもやっとの状態でした。
400mレペティションにて早速成果が?
そして火曜日はセカンドウィンド四日市の練習会を中央緑地トラックにて実施。
練習メニューは400mの疾走と完全休養を交互に繰り返すレペティションx10本
蒸し暑さに加えて、チームとしてここまでほとんどペースを上げる練習してこなかったため、400m90秒の設定と少し余裕のあるペースでセカンドウィンド四日市メンバーとレペティションをスタートしました。
余裕があると言っても、ここ最近の蒸し暑さの中、なんだかんだでキロ3分45秒ペースで走るのはきついかな?
・・・そう思っていたのですが、先週金曜日のヒルトレーニングの成果か、我ながら上半身の動きのキレがかなりあるように感じ、楽にペースを上げていける感覚がありました。
そして7本目あたりからは85秒前後までペースアップをしていたのですが、それでも思った以上に余裕を持って走れていました。
そして調子に乗って70秒前後まで上げようと思い始めていたのですが、ここ数年の夏場の失敗を思い出し、最後の10本目も自重気味に85秒で走り切って400mレペティションを終了しました。
今年の夏場は地道に着実にスピードアップ
ここ数年、夏場に恒例のようにふくらはぎの肉離れをやってしまっています。
ふくらはぎはハムストリングなどと比べると治癒までの期間が短いと言われていますが、それでも3日から1週間は走れなくなってしまいます。
また肉離れは一度やってしまうと、癖になりやすく、夏場に何度も肉離れを繰り返してしまう年もありました。
肉離れになる要因には急なダッシュ、筋肉疲労の蓄積、加齢、ウォーミングアップ、そして体内の水分不足などがあるとされています。
そのうち私が毎年のように肉離れをやらかしてしまう要因は加齢はもちろんのことながら、調子に乗っての急なダッシュ。
そして夏場にとんでもないほどの汗をかく私の場合、体の水分不足が肉離れの大きな要因になっていると思われます。
そんなわけで今年の夏場は、スピード練習の前には特に水分補給を必要以上に摂ること。
そして調子に乗っての急なダッシュを自重する事を心がけながら、地道に着実にスピード強化につなげていきたいものです!!