かつては地方第2の大都市だったらしい明和町・斎宮跡を探索しよう

平安時代の三重県には、日本で2番目に規模が大きい地方都市があった。

そんなニュースをどこかで聞いた時、心のどこかで三重県への劣等感を持ち続けている私、「いったいどこのこと?」と心の底より思った記憶があります。

三重県で大きな都市といえば四日市市や県庁所在地の津がまず思い当たるところですが、平安時代となると伊勢神宮のある伊勢あたりかな?

・・・などと思っていた記憶もあるわけですが・・・

明和町の誇る観光スポット・斎宮へ

今日は朝よりある仕事の打ち合わせで明和町へ行っていました。

松阪市と伊勢市の間にある明和町ですが、23号線沿いにあるイオンモール明和店さんがなかったら、存在すら知らなかった可能性すらあります(大変失礼な話ではありますが・・・)。

ただ三重県ウオーキング協会スタッフとして、そのイオンモール明和店さんで開催されたウォーキングイベントの会場であった斎宮の存在を知ってからは、明和町が私にとってなんとも神々しい存在となりました。

「いつきのみや」とも呼ばれる斎宮とは、斎王(さいおう)の宮殿や斎宮寮という役所があったところのことです。

そして斎王というのは、天皇に代わって伊勢神宮に仕えるため、皇族の中から選ばれた女性のことです。

古来より天皇家にとって特別な存在であった伊勢神宮に仕える皇族の女性の方が、日常的に住まう場所ということで、斎宮は伊勢神宮と同じく清楚な建物が100棟以上も立ち並ぶ、碁盤目状の整然とした大都市だったそうです。

そしてその規模は最盛期の平安時代の中頃には、九州の太宰府に次ぐ規模を誇っていたとのこと。

日本で2番目の地方都市が、私の住む三重県にあった。

そんな話を聞いただけで、三重県民として心からワクワクするとともに、非常に誇りに感じた記憶があります。

斎宮歴史博物館にて斎宮・斎王について学習

仕事の打ち合わせを終えた後、斎宮、そして斎王についての歴史を紹介する博物館「斎宮歴史博物館」に行ってきました。

ちょっと割高・・・という情報だけ聞いていたのですが、入場料は大人340円。

確かに少し割高かな・・・などと思いながら、入場料をお支払いしていると、早速館内で上映される映像の案内をしていただいたため、早速斎宮の紹介映像を見させていただく事となりました。

「どうせしょぼい映像だろう・・・」などと失礼な先入観を持って映像を見はじめたのですが、上映された映像は、高画質なアニメやCGなども織り交ぜての、かなりクオリティの高い映像。

「一体この映像にいくらかけたのだろう」・・・などという貧乏根性丸出しな感情を持ちながら映像を見ていたのですが、現在も続いている斎宮跡の発掘調査などについて、かなり詳しく学ぶ事ができました。

そして映像を見終えた後は、博物館内の展示物を一つ一つじっくりと見学していたのですが、「結構お金かかっているよな・・・」という相変わらず貧乏根性丸出しの感情を持ちながらも、斎宮に関する知識をかなり蓄積する事ができました。

斎宮だけでない明和町の魅力を発掘しよう

かつては地方第二の規模を誇っていたらしい斎宮ですが、平安時代も後半になるとかなり衰退し、南北朝の初め頃には消滅してしまったそうです。

そんな「幻の都」とされてきた斎宮ですが、周辺には斎宮ゆかりの史跡などが多くあり、それらを繋いでいくとかなり魅力的なウオーキングコースができます。

幻の都「斎宮」を歩く史跡ウォークの道 8km

斎宮周辺を徒歩や車でぶらついてみると、このコースの他にも斎宮付近には気持ちよく歩ける、走れそうなロケーションがいくつか見つかり、次回また明和町に訪れる楽しみが増えた気がしました。

ちなみに斎宮跡は近鉄斎宮駅を降りてすぐのところにあります。

しかも駅の中には無料で使えるロッカーもあってと、電車で行っても、荷物の心配をせず心置きなくランニング・ウォーキングを楽しむ事ができます。

そんなわけで次回は斎宮に走りにくる際は、ぜひ電車を利用して、明和町まで訪れようと思っています!!

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