多度山⇄石津御嶽縦走トレランで痛感した自分の弱さに真摯に向き合おう

安西先生の名言に学ぶ

歴史的名作漫画「スラムダンク」に登場する安西先生の名言に、このような言葉があります。

下手糞の上級者への道のりは. 己が下手さを知りて一歩目

この言葉をかけられた主人公の桜木花道は、自分自身の実力不足になかなか向き合うことができず、それまで成長の機会を逸してしまいがちでした。

そして同様に自分の実力不足になかなか本気で向き合おうとしていない傾向がある私ですが、新年度のスタートと勝手に定めた初日に、早速自分の下手(へたれ)さを思い知らされる1日となりました。

久しぶりの多度山トレイルはひたすらきつく

今日はセカンドウィンド四日市メンバーからリクエストをいただいていた多度山トレランを実施しました。

その多度山トレランの前に、まずは私自身の新たなスタートの挨拶にと多度大社に参拝。

多度大社は私自身が最も心のよりどころとしている神社とも言え、新たなスタートを切るうえで、まず最初に参拝させていただく事にしました。

そして多度大社参拝後はセカンドウィンド四日市メンバーと合流して、多度峡駐車場より多度山トレランをスタートしました。

後半にかけてどんどん傾斜がキツくなる傾向のある多度山ですが、今日は走り始めよりなぜか脚が重く、トレイル前半から予想外にきつい走りを強いられました。

そして多度山山頂付近のかなり急な傾斜の坂道はとんでもなくきつく、なんとかきつい坂道をなんとか登り切った後も、しばらく呼吸の乱れがおさまりませんでした。

多度山⇄石津御嶽縦走はさらにとんでもなくきつく

山頂にたどり着いた後は、メンバーのリクエストもあって、多度山のおとなり石津御嶽まで縦走する事に。

かつてはよく実施した多度山⇄石津御嶽縦走ですが、最近はすっかりご無沙汰していたと言う事で、どのようなコースか忘れていたのですが、記憶以上にきつい坂道が続き、呼吸は常時乱れっぱなしでした。

さらに脚もさらに動かなくなりペースは一向に上がってくれず、明らかに一緒に走るメンバーの足を引っ張り続けながらも、なんとか石津御嶽の山頂付近にある石津御嶽神社まで到着。

5年ぶりくらいとなる石津御嶽神社参拝でしたが、きつい思いをしてたどり着いた分、なんともありがたみを感じながらの参拝となりました。

そして折り返してからも、確実にペースの上がるメンバーの足を引っ張り続け、なんとか多度山のふもと、多度山健脚コースの入り口に到着した頃には、脚が完全にアホになってしまっていました・・・

自分の弱さを痛感した多度山トレイル

そんなへたれな走りで多度山のふもとに到着した頃には完全に戦意喪失した私をよそに、まだ余裕を残していた一緒に走っていたメンバーは健脚コースを登りはじめ、私はまさかのスタート地点でのお見送り・・・

無事とんでもなくきつい多度山健脚コースを登って降ってきたメンバーはさすがにキツそうでしたが、ただでさえきつい多度山⇄石津御嶽縦走をこなしたうえ、健脚コースを登り切るタフさにはただただ脱帽でした。

そしてそんなメンバーのタフな走りを目の当たりにして、さすがに自分の下手さ=弱さに向き合うほかありませんでした。

そんなわけで新たなスタートと位置付けた今日より、早速多度山の大きな壁に打ちのめされる事となったわけですが、これはこれで本当に幸運な事だと思っています。

自分の弱さを知ったからこそ、その弱さを克服する方法を考え、ひたすら努力する事ができる。

そう考えると、新たなスタートの日と定めた今日の日に、自分のヘタレっぷりを自覚できたことは、本当に幸運な事です。

・・・というわけで今日あらためて痛感した自分の弱さを克服するべく、明日よりさらなる精進を重ねていきたいものです。

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