ランの推進力を生むエンジン・ハムストリングの痛みを大きなきっかけに・・・

ランニングで是非鍛えておきたいハムストリングとは

ランニングでぜひ鍛えるべく筋肉の一つに、ハムストリングがあります。

ハムストリングとは太腿の裏側の筋肉で、大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋の4つの筋肉の総称の事です。

ランニングでは特に着地時において、地面を蹴り出す際に大きな力を発揮する、前方への大きな推進力を生み出すエンジンとも言える筋肉。

普段あまり意識できていない方も多いですが、私自身にとっては強化すべき筋肉トップ3に入るほど重要な筋肉と位置付けていたりするのですが・・・

痛みが振り返してきたハムストリング

昨年12月に防府マラソンにて肉離れを起こしてしまったハムストリングですが、ここ数日どうも状況が芳しくありません。

今日は伊坂ダムにてセカンドウィンド四日市の練習だったのですが、走りはじめよりハムストリングに痛みがあり、このまま無理して走っていてはまた肉離れを起こしてしまう危険性を感じました。

そこで5キロほど走った段階で、走るのを止めることにしました。

2月初めの紀州口熊野マラソンを直前にして、一度状態は劇的によくなったのですが、先週の金曜日より痛みがぶり返してきてしまいました。

肉離れによる痛みとはまた違う気がする、現在のハムストリングの痛みになんとも不安を感じずにいられません。

トップ選手にも多い気がするハムストリングの故障

今日は昼より山口ハーフマラソンがありテレビ観戦していたのですが、招待選手で優勝候補の一人だった堀優花選手が途中棄権されていました。

そのリタイアの理由として解説されていたのが、ハムストリングに痛みを抱えていたためとの事でした。

そしてその話を聞いたときにふと思い出したのが、先日の箱根駅伝で大活躍した東海大学の元キャプテン・館澤亨次選手の事。

館澤選手は今年の箱根駅伝でこそ、6区で区間新の圧巻の走りを見せたものの、年末近くまでずっと選手生命まで左右しかねない故障に苦しんでいました。

その故障と言いますのが、ハムストリングの筋肉に縦の断裂が入るという、肉離れ以上に深刻な症状。

館沢選手は痛みや怪我に強く、なかなかこの症状に気づけなかった事で、長いリハビリ生活を余儀なくされる事となったそうです。

・・・などなどと考えていると、ますます今のハムストリングの痛みへの不安が増幅してしまいます・・・

今のハムストリングの痛みをいいきっかけに・・・

そんなわけで現段階において大きな不安を抱えているハムストリングですが、私の場合、大きな課題と思われるのが、とにかく筋肉が極端なまでに筋肉がガチガチに硬い状態であること。

ハムストリングだけでなくどの筋肉においてもそうですが、筋肉がガチガチになってしまっている事が肉離れになる一番の要因と言われています。

そう考えると現段階の私の場合、最優先すべきは、とにかくガチガチに凝り固まった筋肉をしっかりほぐす事。

そしてこのタイミングでこそ、私自身の最大の課題課題と言っておきながら、全く改善に向かおうとしない柔軟性アップを目的としたストレッチ。

いずれにせよこれから練習を本格化するのであれば、身体のケアも人一倍やっていく必要があり、そう言った意味では今のハムストリングの痛みは、ケアへの意識づけをするいいきっかけのような気がしています。

・・・という事で、今のハムストリングの痛みを良い薬として、今日からは身体のケアの時間をしっかり作っていこうと思っています!!

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