かすみがうらマラソンの結果を受けて全国47都道府県サブ3の目標を…

フルマラソン3時間切り=サブスリーと言えば、市民ランナーの方にとっては大きな勲章の一つと言えます。

実際サブスリーを達成したランナーは、全市民ランナー中の3%前後と言われており、生半可な努力では、その壁に跳ね返されてしまいます。

そんなサブスリーを「それくらいなら多少の努力でできるだろう」といったなめ切った考えより、47都道府県の大会すべてで達成する!・・・などと言いはじめたイタすぎるランナーの顛末はと言いますと・・・

またしても惨敗のかすみがうらマラソン

先日の日曜日、サブスリーを目標に、かすみがうらマラソンに挑戦しました。

結果は3時間18分46秒と、昨年11月に出場した富山マラソンに続き、見事なまでの惨敗に終わりました。

今年に入ってから毎月の走行距離は200㎞にも届かずと、サブスリーの達成のためには練習での走行距離の目安が月間300㎞と言われる事を考えると、そもそも練習不足であることは否めません。

そしてここ最近ますますひどくなりつつある、暑さ、特に蒸し暑さに対する耐性のなさが、今回のかすみがうらマラソンでも浮き彫りになってしまった気がしています。

そして何より問題だったのは、ブログでサブスリー目標と何度も書いておきながら、私自身が今の自分の実力でサブスリーなど達成できるわけがないと思ってしまっていたところ。

とくにフルマラソンではメンタル面が結果に大きな影響を与える事は間違いなく、レース前からそんなことを考えているようでは、ただでさえ難しいサブスリーなど達成できるわけがありません。

全国47都道府県サブスリーはもはや不可能?

かすみがうらマラソンではレース前半から、サブスリーペースであるキロ4分15秒ペースで走るのが予想以上にきつく、結構早い段階から心が折れかけていました。

かすみがうらマラソンでは1㎞ごとに距離表示があり、本来ならものすごくありがたいはずだったのですが、次の1㎞表示の地点までたどり着く時間が異常なほど長く感じ、せっかく出していただいている距離表示が絶望へのカウントダウンのように感じていました。

そしてかすみがうらマラソン当日の最高気温は16度前後と、予想外に気温が上がらず、暑さに弱い私にとっては、想定外の好条件だったはずでした。

それにもかかわらず、22㎞過ぎから身体に熱がこもりはじめるのを感じ、25㎞地点付近で頭の中が真っ白になってしまうほどのオーバーヒート状態に。

それなりに暑さ対策の練習もしていた割に今回の有様と、今の私は絶望的に暑さに弱くなってしまっている気がしており、この点については改善の見込みが見えてきません。

そして今の私、走力のベースがかなり落ちてしまっている事は、火を見るよりも明らか。

しかも他にもやりたいことがあまりにもありすぎて、走るための時間は極力減らしたいというのが偽らざる本音。

こんな状況の中、サブスリーなどまぐれでもない限り達成できる気が全くせず、今後は「全国47都道府県サブスリーが目標」などと言わず、「全国47都道府県サブ3.5(3時間半切り達成)が目標」でも別にいいのでは?

そんな考えが、レースで走っている最中に、何度も何度も思い浮かんでいました。

サブスリーの目標を下方修正するべき?

今回のかすみがうらマラソンでも、昨年11月の富山マラソンでもそうだったのですが、走力がガタ落ちの私でも、3時間半ならよほどの事がない限り切れる自信はあります。

そして47都道府県サブ3.5達成であれば、何年後になるか分かりませんが、ほぼ確実に達成できるという自信もあります。

そんなわけでかすみがうらマラソンからの帰り道では、目標を下方修正してしまおうと、ずっと考えていたところがありました。

ただ富山マラソンの時もそうだったのですが、レースも終わって3日も経過すると、こんな考えに変わってきてしまいます。

ほぼ確実に達成できる目標では、挑戦する意味がない。高い目標がないと、絶対に頑張ることが出来ないのが私という人間だ。

考えてみればサブスリー挑戦は、私にとって大きな挑戦への原点。

挑戦は大きければ大きいほど、失敗の確率も上がってしまいますが、その目標達成に向けた過程で得られるものは本当に大きく、成長できる度合いは段違いなものになると思っています。

これからも大きな挑戦を続けていこうとしている私が、ここでサブスリー目標から逃げてしまっては、逃げ癖ばかりついてしまって、何事にも挑戦できない自分になってしまう。

そして挑戦なくして成長できるほど、私は根気強さも、勤勉さも持ち合わせていないという事で、今度こそのサブスリー達成、そして全国47都道府県サブスリーに向けて、もう一度練習方法を一から見直していこうと思っています。

 

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