箱根駅伝でも猛威を振るったランニングシューズ

正月の風物詩とも言えば箱根駅伝。

今年も多くのドラマを生んだ往路でしたが、結果はやっぱり強かった青山学院大学の往路優勝に終わりました。

そして5区間すべてで区間新記録、そして往路総合でも4位までが往路新記録ととんでもな高速レースとなりました。

その要因として言われているのが、天候が例年になく恵まれていた事。

そして今や長距離界においてどの大会においても好記録を連発させているあのシューズの存在が、例年以上に強く言われている気がします。

箱根でも圧倒的なシェアを誇った厚底シューズ

今回の箱根駅伝を観戦していると、選手の履いているシューズのほとんどが緑とオレンジのツートンカラー、もしくはピンクの厚底シューズで、そのほかのシューズを履いている選手を見つける方が難しい状況でした。

実際1区では二十一人中、十九人がこの厚底シューズを履いていたようで、2区で驚異的な区間新記録を出した東洋大学の相澤選手などほとんどのエースクラスのランナーも、このシューズを履いていました。

そのシューズの名はもはや高速シューズの代名詞とも言える「ナイキ ヴェイパーフライ ネクスト%」

今回の箱根駅伝往路では8割以上のランナーがこのシューズを履いていていたそうですが、もはやこのシューズを履かない事自体が、ハンディキャップを背負って走っているような状況にある気すらしてきます。

昨年は全く履きこなせなかったヴェイパーフライ

そんな圧倒的な実力を誇るヴェイパーフライ、私も今シーズンすでに二度履かせていただきました。

ただ結果は11月の土山マラソンでは、途中からハムストリング周りにかなりの疲労が出て大失速。

そして12月の防府マラソンでは、15キロ地点あたりでハムストリングに肉離れを起こして途中棄権と散々な内容でした。

これはシューズが悪いと言うより、私自身の練習不足におおきな理由がある事は間違いありません。

ただ一つ注目すべき点があるとすれば、両レースともハムストリング周りにて不調が起こっていた点です。

2020年こそヴェイパーフライを履きこなそう

前足着地・フォアフット走法で走る事がこのシューズを履きこなす第一条件と言われています。

このフォアフット走法で走ってみると、ふくらはぎやハムストリング、お尻まわりの筋肉にかなりの負荷がかかります。

ただこれらの筋肉は日常生活ではあまり使わない筋肉と言われており、またゆっくりペースで走っているだけでもなかなか鍛える事ができません。

そして今シーズン、ゆっくりペースで走る練習が多かった私、これらの筋肉をあまり使えていない走りをしていた気がしています。

そして昨シーズンはかなり意識していたフォアフット走法も、ここ最近はあまり意識できていません。

この事が土山・防府マラソンでの大きな失敗要因の一つになっているのも、ほぼ間違いない気がしています。

今回の箱根駅伝はじめ、どのトップクラスのレースでの結果を見ても、ヴェイパーフライの実力はもはや疑いようがありません。

であればあとは私がこのシューズを履きこなせる走り方、そして身体を作るだけ!

・・・と言う事で、2020年は新年より早速ヴェイパーフライ仕様のランニングフォームづくりと、ハムストリングまわりの強化にいそしんでいこうと思っています!!

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