年末恒例の椿大神社⇔野登寺峠走で脚筋をいじめぬいてきました

数あるマラソンメニューの中上位を争うきつさの峠走

インターバルなどと並んでどぎついマラソンメニューの一つに、峠走というメニューがあります。

峠走とはその名の通り峠をひたすら上って、下ってくる練習で、上りではきつい上り坂を息を切らして走る事で、主に心肺機能を強化。

そして下りでは体重の5倍以上とも言われる着地衝撃を受ける事で、主に脚筋を効果的に強化する事ができます。

この峠走、見た目にはきつい上りを駆け上がっていく方がきつく思われがちですが、実際のところはと言いますと・・・

年末恒例行事の椿大神社⇔野登山峠走を実施

今日は朝よりセカンドウィンド四日市メンバーと、鈴鹿市の椿大神社(つばきおおかみやしろ)をスタートして、約7~8キロほどの距離にある野登山頂上近くの野登寺(やとうじ)までを目指す峠走を実施しました。

なぜか毎年年末恒例行事となっている感のある、椿大神社⇔野登山峠走。

そのきつさのせいもあってか、一度参加したメンバーはなかなか二度目の参加がないというジンクスまであるとかないとか・・・

例年頂上に近づくにつれ雪に見舞われる事となり、過去に前が全く見えないほどの雪に見舞われ、遭難しかけた記憶まである椿大神社⇔野登山峠走。

今日は12月にしてはありえないほど暖かく、山の頂上にも雪は全く見られずと、2019年の天候を象徴するような状況の中スタートしました。

とんでもなくきつい坂道を乗り越えた先にある野登寺

今回の峠走の最大の特徴は、800mを超える高所にある野登寺まで、何度も何度も出くわすことになる強烈な坂道。

その坂道の中にはとんでもなくきつい傾斜の坂道も何度かあり、どれだけゆっくり走っていても、心肺に大きな刺激が入ります。

ただ途中高台から見る事のできる景色はとにかく絶景で、今日は晴れていたこともあって、なおさら見える景色は抜群でした。

そして峠走の折り返し地点となる野登寺は、誰が何を思ってこのようなところに建てたのか?・・・と聞きたくなるようなところにあるうえ、参道はかなり長いうえ、坂道も険しく、お寺の入り口に到着してから本堂に到着するまでにも多くの時間と体力を要します。

その分、本堂にたどり着くことができると、何とも言えないありがたみを感じながら参拝する事ができます。

そんな野登寺参拝を終えた後は、ここまでのぼってきたきつい坂道を今度は下っていく事になるのですが、5キロ近く続く下り坂により脚筋はいじめにいじめ抜かれます。

特に走り込みが不十分な時には、この着地衝撃がかなりの負荷となり、坂道を上り終えた段階では余裕があったはずが、約5キロの下り坂を走り終えた頃には脚にはとんでもないダメージが・・・

ラスト3キロほどは脚がガクガク状態で、なんとか発着点となる椿大神社に到着するのがやっと。

あらためて走り込み不足を痛感させられる事となりました。

今回の峠走で見つかった唯一かもしれない私の強み・・・

峠走を終えた後は、椿大神社名物の草餅、そして今話題(?)の最中・獅子最中を食させていただきました。

今日はあえて過酷な条件のもと走る・・・といういつものごとくの意味不明なチャレンジにより、朝食も水分も一切取らず峠走を実施していた結果、ゴール後は当然のごとくかなりのエネルギー切れ状態。

おかげで草餅も獅子最中も、ともにとんでもなくおいしくいただく事ができました。

食べるものが普段の数倍もおいしく感じることができる。

これはランニング最大の醍醐味かもしれません。

・・・というわけでわざわざ朝食・水分補給抜きで走る必要があったかどうかはともかく、かなりのエネルギーと水分を貯め込めておける身体であるという、私唯一とも言える強みも再認識できました。

あとは2020年こそ私自身の根本的な課題を克服するべく、そろそろ本格的な走り込みへの心の準備を進めていこうと思っています!!

 

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