いつも以上に過酷な状況をあえて作り出しての南部丘陵公園⇔箕田公園40㎞走

フルマラソンの練習は30キロまでは嘘?

フルマラソンの練習は30キロまで・・・私がフルマラソン挑戦を決めた頃より、何度もそんな言葉を聞いてきました。

ただ私自身の経験上から言えば、フルマラソンのためには40㎞走は絶対にするべきだと思っています。

その最大の理由はフルマラソン最大の難敵となるエネルギー切れを、30キロ走ではほとんど経験できないまま終わってしまうというところにあります。

月1恒例となってきたセカンドウィンド四日市40㎞走

昨日はセカンドウィンド四日市メンバーと、南部丘陵公園から鈴鹿の箕田公園までを往復する定番コースにて40キロ走を実施しました。

当初のメニューでは40㎞LSDとしていたはずなのですが、参加メンバーはフルマラソン3時間半を軽く切るつわものメンバーばかり。

そんなわけであまりゆっくりでは練習にならないかもしれないとばかりにキロ5分15秒前後のペースからスタートして、10キロ過ぎからはキロ5分を少し切るくらいまでペースアップしていました。

昨年10月、11月、12月半ばまで練習をサボりにサボってしまったツケはまだ残っていて、20キロ地点の箕田公園に到着したころには脚もかなり重く。

こんな調子で40キロ、ここまでのペースを維持できるかな・・・などと思いながら、折り返し地点となる箕田公園を出発する事になりました。

予定通り(?)の極度のエネルギー切れ

20キロ地点を折り返してしばらくすると、なぜか脚の重さはなくなってきて、軽快に前に進めるようになりました。

そして30キロ地点が近づいてきても息切れ一つなく、脚もどんどん軽くなってきて、この調子なら余裕で40キロを走れるような気になっていました。

・・・が30キロ地点を目前にして、いきなり身体に力が入らない状態に。

これぞフルマラソンでも30キロを少し過ぎたあたりからなりがちな、エネルギー切れ状態の症状であることはすぐに分かりました。

ただ昨日の私の場合、エネルギー切れになるのは、走る前から分かっていた事ではありました。

・・・と言いますのも、昨日の私はと言いますと、あえてかなりきつめのエネルギー切れを経験すべく、朝食抜きで40㎞走をスタートしていました。

さらにここまでの30㎞地点に到達するに至っても、全くのノー給水で走り続けていました。

こんな事をやっていてはエネルギー切れに加えて、脱水症状まで起こっていたことは間違いなく、残り10キロが地獄になる事はもはや約束されていました・・・

エネルギー切れのきつさをあらためて痛感できました

そんなわけでエネルギー切れ、そして脱水症状が起こりはじめている中、せめて一緒に走るメンバーのペースが落ちる事を願いながら走っていました。

ただ残念なことに、一緒に走るメンバーの走るテンションはなぜかどんどん上がっていって、ペースはどんどん上がっていくばかり・・・

それでもなんとかメンバーのペースに合わせて走っていましたが、最後の1キロほど続く上り坂では全く力が入らず、少しずつメンバーに遅れていく有様でした。

そして発着点となる南部丘陵公園に到着した頃には、脳にエネルギーが行き渡らなくなったからか頭が真っ白になりかけていましたが、なんとか大きな失速もなく40㎞を走りきる事ができました。

走り終えた後、脚に予想以上にダメージが残ってしまったのは少し気になりましたが、なんだかんだでノー給水・ノー朝食といつも以上に過酷な条件で40キロを走り切れたのは収穫と言えば収穫。

そして40㎞をノー給水で走り終えた後に飲んだ、清涼飲料水の味はある意味極上以上のものであったことは言うまでもありません・・・

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