
マラソンに向けて調子を上げていくための練習法とは?
ソウルオリンピック銀メダリストで、大阪国際女子マラソンでの優勝経験もあるリサ・マーチン選手は、マラソンがメイン協議であったにもかかわらず、400mのレペティションをかなり速いペースで行っていくことで、調子をつかんでいったそうです。
そんなことが私の最も信奉するランニング専門書ダニエルズのランニング・フォーミュラに書かれています。
ランナーによってマラソンレースに向けての調子の上げ方はそれぞれで、LTペースの練習を多くこなす選手もいれば、ひたすら長い距離をひたすら走りこむ選手も多くいらっしゃいます。
そして洞爺湖マラソンまで残り7週間を切った私が、これからレース本番に向けて調子を上げていくために、メインと考えている練習メニューはと言いますと・・・
約1週間ぶりのポイント練習は400mインターバル
昨日は火曜日という事で、夜はセカンドウィンド四日市中央緑地練習会でしたが、私自身は練習会前にちょうど1週間ぶりに自主ポイント練習を実施する事にしました。
練習メニューは400mインターバル。
・・・と言っても従来400mのインターバルだと、多くても10本でやめていた私ですが、今後実施していこうと思っているのは、ペースは従来より少し抑えて、その分できるだけ多くの本数をこなす「400mロングインターバル」
基本的にとにかく根性のない私、1キロ以上の距離でのインターバル走ですと、少し呼吸が乱れてきただけで心折れてしまい、どうしても多くの本数をこなすことができません。
そこで今後は心折れる前に走りきる事ができる400mの距離でのインターバルで、とにかく本数を重ね、疾走距離を積み上げていく事にしました。
設定ペースは90秒(キロ3分45秒ペース)と、従来のペースよりは少し余裕のあるペースで行こうと思っていたのですが・・・
強風の中400mインターバルx16本
1本目の400mを走り終えたところ、かなり余裕あるペースで走っていたつもりでも84秒と、早速設定より6秒速いペース。
まだ余裕があるように感じたため、そのままの84秒ペースで400mインターバルを積み重ねていったのですが、5本を過ぎたあたりから、早速呼吸がかなりきつくなってきました。
さらに昨日の夕方はかなりの強風が吹いていて、向かい風になる局面では、かなり風の抵抗を感じながらの疾走を強いられました。
・・・とは言ってもここまで洞爺湖マラソンに向けて、これと言って練習を頑張り切れているとは言い難い状態で、今日もまた早々にやめてしまっているようでは、洞爺湖マラソンでの好結果などあり得るはずはない。
そう思いながら、とにかくきつい逆風に耐えながら走り続けていったところ、徐々にペースは上がっていってしまい、16本走りきったところで400mインターバルを終了。
最後の3本は82秒まで上げれてと、久しぶりのスピード練習にしては、自分なりに十分満足できる内容で終える事ができました。
400mロングインターバルを継続しよう
昨日の練習で分かったことは、根性なしの自分でも、400mの距離であれば、きつくてもそれなりにきついペースで走っても、多くのインターバルの本数をこなせるという事。
そう考えると1キロや2キロのインターバルの方が、マラソンレースに向けて実践的な練習になる事は間違いないのですが、下手に消化不良のメニューをこなすよりは、400mインターバルでしっかり本数をこなす方がいいような気がしてきました。
そんなわけでこれから週2で実施予定の洞爺湖マラソンに向けてのスピード練習のメインは、400mロングインターバル走に決定!
その決定が洞爺湖マラソンで吉と出るか凶と出るかは自分にはわかりませんが、私自身は今回の決定が絶対にベストであると信じて、とにかく400mロングインターバルを継続していこうと思っています!!
今回の記事で紹介した書籍
ベースボールマガジン社
売り上げランキング: 306,388