例年通りの失敗続きだったものの収穫多き今シーズン初戦・土山マラソン

いざ今シーズン初戦・土山マラソンへ

「私失敗しかしていないんで大作戦」なるどこかで聞いたことがあるようなフレーズをもとに、今シーズン初戦となる土山マラソンに臨みました。

本来この大作戦は、今まで何度も土山マラソンで繰り返している失敗を糧に、好記録を狙うという意図が一応ありました。

・・・が結局のところ、今年の土山マラソンも全く同じ失敗を繰り返してしまったわけだったりします。

例年通りにスタートからオーバーペース気味に・・・

10時半にスタートの号砲が鳴った土山マラソン。

今回の作戦は前半より突っ込んだペースで入りすぎて、後半大失速している反省を踏まえ、レース前半は少し抑えめのペースで入る予定でした。

ただいざかなりペースを落としていたつもりが、スタートして1キロ地点を通過して時計を見ると4分ジャスト。

その後もキロ4分を切るペースで5キロ地点まで突っ込んでしまい、「またやらかしたかな・・・」と思い、少しペースを落とす事にしたのですが、それでも10キロ地点を41分ジャストで通過。

そしてハーフ地点を1時間27分で通過したのですが、この段階ではかなり余裕を残しているつもりでした。

ただおさぼりモードが続いた先月10月の練習量からして、このペースを維持して残り半分走り続けることができるのか?

そんな不安が頭をよぎり続け、徐々に徐々にペースが落ちていっていました。

後半は例年通りに大失速したものの・・・

そして身体に大きな異変を感じ始めたのは25キロ地点をすぎたあたり。

もともと25キロから30キロ地点で失速する事が多く、かなりの苦手意識を持っているのですが、今回も25キロを過ぎたあたりから、徐々に身体に力が入らなくなってしまいました。

その要因として考えられるのが脱水症状。

今日は曇ってこそいたものの、23度近くまで気温が上がっていてかなり汗を大量にかいていたにも関わらず、レース前半の給水ポイントで何度か給水を失敗してしまい、十分な水分補給ができずにいました。

結果、その後の給水ポイントではすべて立ち止まって大量に水分補給を行う、私のダメレースの典型的なパターンに陥ってしまいました。

そして30キロ過ぎ地点からはリタイアが何度も頭をよぎりましたが、沿道の方やボランティアの方々のあたたかい応援に背中を押され、とにかく前に進んでいく事にしました。

そして最後の5キロほどになると、ようやく身体に力が入るようになりキロ4分10秒前後までペースアップ。

・・・と言っても給水ポイントではやはりすべて立ち止まってしまっていましたが、ラスト2キロほどだけはかなりペースを上げてなんとかゴール。

ゴールタイムは3時間8分53秒。

あれだけ給水ポイントで立ち止まっていたのに?・・・25キロからしばらくはかなりの失速が続いたのに?・・・レース後半時計をほとんど見ることなく走り続けていた私にとって、ある意味驚きの3時間一桁台でのゴール。

そして昨年より1分近く速く走れて、私にとって土山マラソンのコースベストの結果となりました。

今回の結果は今シーズンの大きな糧になる

目標をサブスリーにおいていた私にとって、今回の結果はあきらかに失敗レース。

まずは素直に失敗を、そして自分の実力不足を認めなければなりません。

ただ土山マラソンのコースはとにかく難コースである事、前月10月の月間走行距離は200キロ以下かつかなり余裕のあるペースでの練習が続いた事、そして23度前後と私にとってはかなり気温の高い中でのレースになった事。

それらの事を考えると、今回はかなり収穫あるレースになった気がしています。

そして何より今回の結果を、素直にかなり悔しいと思っている事。

この事は今シーズンがまだこれからである事を考えると、何より大きな糧になる気がしています。

今の自分では2時間45分切りの自己ベストはおろか、サブスリーの実力すらない事がわかりました。

ただ今の自分にはまだまだこれからタイムを伸ばしていける伸びしろは腐るほどある・・・という事だけは十分感じることができたという事で、ここからもう一度立て直していこうと思っています!!

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