足底筋膜炎によるかかとの痛みはかなりきついものがありますが悪いことばかりでもありません

マラソンで結果を出すために何より大切なことは、なんだかんだで練習を継続していく事。

特にフルマラソンは本当にごまかしのきかないスポーツで、練習を継続できているかいないかが、大きく結果を左右します。

そんな練習継続のうえで、一番の障害となるのがランニング障害、いわゆる故障です。

身体の部位の中で現在唯一の不安要素

今月1月はまだ20日も経過していないのに、早くも月間走行距離が300キロに到達しそうな勢いで走っています。

その大きな要因の一つに、早朝に走り込む距離を大幅に増やした事にあるのですが、早朝練習を実施した日は、その日1日全く走らないようにしています。

また夜にセカンドウィンド四日市の練習会がある火曜日と金曜日は、早朝練習をお休みにするなど、とにかく走るのは1日1回と決めています。

その理由にはここ最近何かと忙しくなってきた事もあるのですが、それ以上に大きな理由となっているのが足裏・かかと部の痛みです。

足底筋膜炎によるかかとの痛みはけっこうきついので・・・

数あるランニング障害の中で、特に急に走る距離を増やし出した時によくある症状に、かかと部に強烈な痛みがでる「足底筋膜炎」があります。

この足底筋膜炎については、Wikipediaにこのように説明されています。

の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱組織・足底筋膜(足底腱膜とも。以降、足底筋膜に表記統一する)に炎症が起き、小さな断裂を起こして痛みをもたらす病気。多くはかかとのの前あたりに痛みが起こる。主に40~50歳代以上で発症するが、若い世代でもスポーツ選手などに多い

引用先:Wikipedia

この足底筋膜炎の症状は特に朝起床時にかかとの痛みとして出やすいのですが、私の場合、起床時だけでなく、走り終えた後しばらくの間、かかとに痛みが残ります。

そして走っている時も、徐々に痛みはひいていくものの、走りはじめはいつも結構な痛みがかかと部にあり、1日1度くらいならこの痛みにも耐えられるものの、1日に2度もこの痛みに耐えながら走らなければならないと思うと、気持ちがついつい萎えてしまいます。

その結果、どれだけ調子が良い日でも、1日1回しか走らないという暗黙のルールが、私の中で完全に出来上がっています。

毎日のケアは万全に行なっているおかげで・・・

そんな足底筋膜炎によるかかとの痛みを少しでも和らげようと、毎日走り終えた後と、起床前後に必ず実施しているのが、足裏やふくらはぎの念入りなストレッチ、そして足裏を使ってテニスボールを転がすセルフマッサージです。

これらのストレッチやセルフマッサージ、かかとに痛みがある段階で実施すると、結構な激痛を感じる事になるのですが、続けているうちにどんどん気持ちよくなってきて、痛みは確実にひいていきます。

私4年ほど前に、走りに大きな支障が出るほどのかなり重度の足底筋膜炎に悩まされる事となったのですが、その時の一番の反省点は痛みが出はじめた時に十分なケアを行わなかった事。

逆に今はまだかかとの痛みがそれほどでもない時期から、ケアをしっかり行なっているおかげか、走りはじめこそ痛みを感じる時もあるものの、長い距離を走るうえではほとんど支障が出ていません。

かかとの痛みも悪いことばかりではない

そんなわけで現状ではそれほど重い症状にはなっていない足底筋膜炎ですが、足底筋膜炎は急激に走る距離を伸ばしはじめた時に出やすい症状でもあるため、今後練習を継続していくうえでは大きな不安要素である事は間違いありません。

そこで走るのは1日1回と決めているのですが、今は本当に調子もかなりよく、つい必要以上に走ってしまいたくなります。

ただ結果的にかかとの痛みが、必要以上の走り込みを抑えるブレーキの役目を果たしてくれているのも事実で、なんだかんだで今月も300キロ近く走り込んでいるわりには、疲労もあまり溜まっていません。

またかかと部以外の身体の部位には、なんの違和感も感じないほど、よいコンディションを維持できていてと、ある意味今の好調を作ってくれているのは、このかかとの痛みであるような気もしています。

・・・とは言っても、足底筋膜炎は寒い時期に特に症状が重くなりやすく、またこれから紀州口熊野マラソンに向けて少しでも症状を軽減させていきたいという事で、今後もケアはより万全にやっていこうと思っています!!

 

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