昭和のレジェンドマラソンランナーを見習って「頑張る数値」と「根性」を底上げしていこう

何事にも異常なまでに感化されやすい。

これは私の悪いところでもあり、いいところでもあるのですが、多分一生治らないであろう事だけは間違いありません。

そして今回も新聞でたまたま目に入った記事に感化され、今日も早朝よりいい練習ができました。

なんだかんだ言ってもマラソンで一番大切なのは?

おとついの中日新聞にて「男子マラソン 大迫 頑張る数値上げる」なる見出しを見つけ、食い入るように記事を読んでいました。

その記事によると平成に入るまでの昭和の時代は、アフリカ勢と日本がマラソンの2強をを形成しており、マラソンの世界記録と日本記録の間にはほとんど差がなかったようです。

一方平成の30年間の間に、世界記録は2時間1分39秒に対し、日本記録は大迫傑選手が昨年出した2時間5分50秒と、世界と日本の間にかなりの差ができてしまっています。

その要因として書かれているのが、今時のトップランナーは昭和の時代のレジェンドと言われたマラソンランナーに比べると、走り込みが減ってしまっている事。

昭和時代のレジェンドであるマラソンランナー宗兄弟は月間1200キロ以上と驚異的な距離を走り込み、瀬古利彦さんは1日最高で88キロを走り込むなど、限界まで走り込む事で強さを自分のものにしていました。

一方今の時代は変に情報化社会になり、いろいろな情報が入手しやすくなった事で、新しい手法や取り組みなどに目をとられがちで、基本的な走り込みをしっかりする選手が少なくなった事を、元マラソン・日本記録保持者の児玉泰介さんが指摘していました。

日本マラソン記録保持者・大迫選手の金言の数々

一般庶民の私が、1ヶ月で1000キロ以上の距離を走り込めるか・・・などの問題はさておき、そんな現状に対し、日本記録保持者の大迫選手はこんな内容の事を話しされていたようです。

昭和は日本人の良さが出た時代だったが、平成にはそうした良さがあまり出なくなった。

外国人と比べると、日本人の方が根性の絶対値や限界値は高い。

マラソンはハードな練習をして頑張る数値を上げないと成長しない

これらの大迫選手のコメントを読んでいてあらためて思ったのは、マラソンはやはりごまかしが効かない競技で、きつい練習から逃げていては、絶対に結果にはあらわれないという事。

そして従来通りの取り組みに満足しているようでは、絶対に過去の自分は乗り越えられない・・・そう心より思わされる事となりました。

頑張る数値は上げられてきている

そんな記事を読んですっかり感化された私、昨日はスタートからキロ4分ペースで15キロ+坂道ダッシュと、早速従来の練習より少し負荷を上げた練習を実施。

そして今日は自宅から2キロほどの距離にある富双緑地までの往復ジョグ+富双緑地でのクロカンジョグをキロ4分半前後のペースで15キロと、早朝より2日連続で「頑張る数値を上げた」練習を実施することができました。

考えてみれば、今年に入ってからは、早朝練習にて確実に「頑張る数値を上げる」事はできていて、その成果は走るごとに感じられている気がしています。

あとは根性を底上げしていこう

あとはスピード練習で呼吸が苦しくなるとすぐにやめてしまうなど、今の私に致命的にかけてしまっている「根性」をどのように強化していくか?

この根性なし、練習で出る分にはさほど問題にはならないのですが、レース本番で出てしまうと、目も当てられない結果になってしまう恐れがあります。

ただ根性については、今日明日いきなりつくというものでは絶対になく、日頃からの意識を変えていかなければなりません。

そして結局のところ根性をつけるためには、レースだけでなく、1回1回の練習で、特にポイントとなる練習でも、自分の力を常に出し切る意識を持って取り組むしかない気がしています。

・・・という事で、まずは今の私の根性なしを象徴するトラックでのスピード練習にて、今後はしっかり自分の力を出し切れるよう、根性丸出しで頑張ってみようと思っています!!

 

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