
「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%ニット」の勢いはとどまる事を知りません。
マラソン界では設楽悠太選手、そして大迫傑選手と、日本記録を塗り替えたランナーが履いている事で、すっかりお茶の間でもこのシューズの名前がお馴染みになってきました。
そして正月のニューイヤー駅伝でもかなりのランナーがこのシューズを履いて走っていましたが、箱根駅伝でも圧倒的な猛威を振るっていたようです。
箱根駅伝の区間賞ランナーの7割がヴェイパーフライ
今年の箱根駅伝では、箱根ランナー230人中95人、なんと41%のランナーがナイキシューズを履いていた事が大きな話題となりました。
そのうち区間賞をとったランナーを見てみると、10区間のうち7区間でヴェイパーフライが活躍していたとのこと。
その7人のうちには区間新記録を打ち立てた4区の東洋大学・相澤晃選手、5区の國學院大学・浦野雄平選手、そして東海大学の優勝を決定づけた小松洋平選手の3人が履いていたという、まさに驚愕の事実。
ヴェイパーフライ、個人的には上り坂での走りには合わない気がしていましたが、山登り区間の5区でも区間新記録が出ているとなると、もはや向かう所敵なしのシューズと言って良さそうな気がします。
東海大学も4月よりナイキとサポート契約
今年の箱根駅伝の往路で優勝した東洋大学が、ナイキの全面的なサポートを受けている事は知っていましたが、箱根駅伝終了後驚くニュースが流れていました。
それは今年の箱根駅伝で大会新記録での総合優勝を果たした東海大学もが、今年の4月よりナイキのサポートを受けるとのニュースが流れました。
今回の箱根駅伝でもすでに10区間中、8区間の選手がナイキのシューズを履いていたそうですが、今後さらなる東海大学のナイキ化(?)が進んでいきそうな気配です。
ちなみに東海大学、従来はミズノと契約していたそうですが、もともとミズノのシューズを愛用していた私も、ここ最近すっかりナイキシューズに切り替えている私にとっては、多少のご縁も感じているとか、いないとか・・・
ヴェイパーフライの最大かつ唯一の難点は・・・
東洋大学、東海大学とともに、今年の箱根駅伝で4位に入った駒澤大学もナイキのサポートを受けているそうですが、それもこれもヴェイパーフライの存在がかなり大きいものと思われます。
そんなヴェイパーフライですが、最大の難点は何と言っても入手難易度の高さ。
先日東京・原宿のナイキショップに行った時にも聞いた話ですが、ヴェイパーフライが店頭に出るや否や、小さいサイズ以外はすぐに品切れ状態になるとの事。
またネットでも転売屋(?)らしき人が、全て入手してしまうため、ただでさえ28,080円(税込)と高額なシューズが、さらに割高な金額でしか購入できないとの話をよく聞きます。
実際アマゾンでは47,500円で出ています・・・
[ナイキ] ヴェイパーフライ 4% フライニット ランニングシューズ 26センチ EKIDEN PACK国内正規新品 (25センチ)
今はそれほど必要ではないヴェイパーフライですが・・・
そんなわけで圧倒的な実績を背景に、ますます人気を高めそうなヴェイパーフライ4%。
ただ私の場合、フルマラソンで自己ベストの2時間45分36秒を塗り替えない限り、このシューズを購入する気はありません。
そもそもこのヴェイパーフライを履くまでもなく、今所有しているナイキの厚底シューズ「ズームフライ」と「ペガサスターボ」でも十分すぎるほど満足している私、今はヴェイパーフライ、あこがれの存在ではあっても、必ずしも必要なシューズではありません。
・・・とは言っても、これだけの実績、そして人気だと一度は履いてみたい「ナイキ ヴェイパーフライ 4% フライニット」。
今年は東京に行く機会もかなり増えそうという事で、東京に行った時にはヴェイパーフライ探しの旅に出てみようと思っています!!