ナイキ創業者フィル・ナイト氏自伝「SHOE DOG」は今の私にとっては多分最高の事業バイブル

今年も多くのドラマを生んだお正月の風物詩・箱根駅伝が終わりました。

結果は8区で逆転した東海大学が、大会新記録のタイムで初の総合優勝。

ただ特に贔屓のチームがあるというわけでもない私が、注目していたのはレース結果よりむしろ、選手の履いているランニングシューズの方でした。

大晦日に「SHOE DOG」が帰ってきました!

往路でもかなりのシェアを占めていた箱根駅伝ランナーのランニングシューズが、今や私も愛してやまないナイキの厚底シューズ。

復路もかなりのシェアを獲得していたようで、個人的には今回の箱根駅伝の勝者はナイキブランドではないかと思っている次第です。

そんなナイキ愛が止まらなくなりつつある私に、今のタイミングで読むしかない・・・そんな本が大晦日に私の手元に帰ってきました。

SHOE DOG(シュードッグ)

これは正月に読みきるしかないという事で、お正月の2日、3日は箱根駅伝テレビ観戦終了後は、この本をひたすら読み込んでいました。

ナイキ創始者フィル・ナイト氏の自伝小説「SHOE DOG」

「SHOE DOG」はナイキ創始者フィル・ナイト氏の自伝小説なのですが、ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏などの世界的著名人が絶賛するなどかなりの評判を呼び、一昨年2017年末に出版されるや否や、日本でもベストセラーになりました。

そして私も昨年2018年の正月に読み始めるや、あまりの面白さに1日で500ページ以上あるこの本を読み終えてしまうほどだったのですが、昨年半ばある方にこの本を貸していました。

その本がまさかのタイミングで帰ってきたという事で、早速読み始めたこの「SHOE DOG」

今や世界的ブランドとなっているナイキですが、この本によるとフィル・ナイト氏のちょっとしたアイディアから創業したナイキ(旧称:ブルーリボン)は、年から年中資金繰りにあたふたし続け、思わぬ裏切りやトラブルに巻き込まれたりと、とにかくドタバタの連続。

そんな苦難続きにあっても、諦めずに自分の信念を持って前に進み続けるフィル・ナイト氏に惹かれてか、弁護士や会計士、そして日本の某商社などがしかるべくタイミングで助け舟を出してくれ、いつもすんでの所でナイキは常に前進し続けます。

そんなナイキの創業時の姿が、レベルこそとんでもなく違えど、どこか私の事業とかぶるところが多く、苦難に負けず前に進み続けるフィル・ナイト氏の姿に、ものすごく勇気付けられました。

SWAC全国展開や私の進むべき道などのヒントも満載

フィル・ナイト氏は元陸上競技選手で、ナイキの事業は某日本メーカーの陸上シューズの販売代理店としてスタートしました。

そのため多くの優秀な陸上コーチや選手が登場し、ナイキを成長させるうえで大きな役割を果たす事になります。

また多くの専門家が、ナイキの事業を成長させたり、トラブルを解決するために活躍します。

これらのことは、今年から本格化するSWACの全国展開プロジェクトにおいて、かなり参考になる部分も驚くほど多くありました。

そして私自身の今後の進むべき道についても、かなりヒントになる部分が多く、早速実行に移してみようと思えることも本当に多くありました。

自分もいつかNIKEのような人をワクワクさせる会社を創りたい

そんなわけで昨年の正月同様、すっかり夢中になって2日で読み終えることとなった「SHOE DOG」。

読み終えた後は、私も自分で事業をやっている以上、どれだけ苦労や失敗が続いても、いつかはこんな多くの人を魅了する会社を創りたい。

そう心から思える素晴らしい内容で、年内にまたなんども読み返す事になる事は間違いありません。

ちなみに復路・箱根駅伝選手のナイキシェアは、相変わらず圧倒的でした。

私もシューズ製造・販売は無理にせよ、多くのランナーの方々に喜んでもらえ、支持していただけるサービスを生み出す事が「らんしす」を立ち上げた大きなきっかけ。

そんな私が参考にすべきは、ナイキの創業時の本当に苦労してきたときの振る舞い。

・・・という事で、今後はこの「SHOE DOG」をらんしすの事業のバイブルにしていこうと思っています!!

 

 

 

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