
私のように気が弱く、なかなか思い切った行動が取れない人間の場合、何か大きな決断をする時には、なんらかのきっかけが必要となります。
ただ何かと奇妙な人生を送っている私の場合、何かを変えていくべくタイミングになると、決まって背中を押してくれる出来事があり、気がつけばありえないような思い切った決断をしてしまっている場合がほとんど。
そして今度こそ、自分を大きく変えていかないといけない・・・そう思っている今のタイミングに至っては、毎日のように自分の背中を押してくださる出来事が起こっています。
ランニングチーム立ち上げのきっかけをつくったSWAC
私が代表を務めるランニングチーム「セカンドウィンド四日市」を立ち上げたのは、今から8年前の2010年の年末に、東京に本部がある「SWAC」からのオファーが大きなきっかけでした。
SWACと言えば、当時は世界選手権の日本女子マラソン代表選手も排出するほどの、日本でもトップクラスのランニングクラブ。
そんなSWACからいただいたオファーの内容は、SWACのランナー育成ノウハウに基づいて、エリアクラブとして四日市でランニングクラブを立ち上げないか?・・・というものでした。
当時の私は、ランニング指導者としての経験など全くなく、今考えても本当に不思議なオファーでしたが、その時ランニング指導者を一応目指してはいた私。
その後詳しい話を聞かせていただいたりしているうちに、気がつけばすっかりクラブを立ち上げる気になってしまい、2011年11月にSWACのエリアクラブ第1号としてセカンドウィンド四日市を立ち上げることとなりました。
2019年よりSWACに新たな動きが
その後SWACは横浜、広島、札幌とエリアクラブを立ち上げ、順調に全国展開が進んでいるように思われました。
・・・がその後SWACは立て続けに所属していたトップ選手がチームを離れたり、広島・札幌では諸々の事情でクラブが休止状態になってしまったりと、よくない出来事が立て続けに起こってしまっていました。
そして私自身、もはやSWACのエリアクラブの一員であるという意識すら完全になくなっていました。
そんな私に今年の夏、SWACより来年2019年に向けてもう一度全国展開に挑戦していきたいとの連絡をいただきました。
私がランニングチームを立ち上げた当時は、「チーム運営ノウハウを学びたかった」「メンバー募集を助けていただける」などのメリットもエリアクラブに見出せたのですが、現状ではそれほどのメリットも見出せず。
ただこの連絡をいただいた直後に、SWACの全国展開に向けての挑戦に協力しようと心に決めていました。
日本全国のランナーがつながるコミュニティをつくりたい
私が約8年前SWACのエリアクラブに所属することを検討し始めた時、思っていた事がありました。
それは「いつか日本全国のランナーを楽しくつなげられるコミュニティをつくりたい」というものでした。
・・・とは言っても当時の私はランニング指導の経験はもちろん、組織の代表者としての経験もなく、ランニングクラブ運営のことが何もわかっておらず、その考えは本当に漠然としたものでした。
ただ今の自分はランニングクラブを運営してくことの楽しさも知っていれば、大変なことも知っていてと、8年前の自分にはなかった多くの経験を積み重ねています。
そんな多くの経験を積み重ねさせていただいたタイミングで、今回のSWACエリアクラブの全国展開の再開。
これは8年前に私が思い描いていたイメージを具体的に実行する、またとない機会がやってきた!
夏にSWACより連絡をいただいた時は、そんな運命めいたものを感じずにはいられませんでした。
現在SWACエリアクラブに入るメリットがないなら、自分たちでメリットを作っていけばいい。
これもSWACエリアクラブ第1号となった私の、大きな使命のような気がしています。
そんなわけで、なんだかんだでいつもしかるべくタイミングで、絶好のきっかけをいただける。
そんな自分の幸運に感謝しながら、今後はこのSWACエリアクラブ全国展開プロジェクトに、私自身大きく関わっていこうと思っています!!