ますますご縁が深まりそうな熊野古道リサーチのため尾鷲市・紀北町訪問

毎年11月中旬、尾鷲市では熊野古道伊勢路の中でも屈指の人気を誇る馬越峠や、屈指のきつさを誇ると言われる八鬼山などを歩ける「おわせ海山ツーデーウォーク」が開催されています。

2020年にはスポーツ文化ツーリズムアワード2020 スポーツ文化ツーリズム賞を受賞するなど、年々着実に評価を高められているのですが、今年は大きな節目の年となっているそうで、さらなる内容充実を目指されています。

さらにそんな節目のこの年に私自身、またまた熊野古道に新たなご縁ができそうだという事で・・・

尾鷲市役所さんへ久しぶりに訪問

今日は朝から、11月に開催されるおわせ海山ツーデーウォークについての詳細などを聞かせていただくため尾鷲市役所さんへ。

今年は熊野古道が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産登録されて20周年、さらに尾鷲市市制70周年の年という事で、例年以上に充実した大会開催を目指されているとのうわさを聞いた私、一応とはいえ三重県ウオーキング協会事務局長という事で、急遽詳しい話を伺うべく、訪問させていただく事となりました。

今年の2月に、カッコーパルックさん企画のバスツアーにウォーキング指導者として、下見も含め5度も行かせていただく事となった馬越峠含め、熊野古道に「にわかご縁深い人間」となった感のある私。

熊野古道世界遺産登録20周年の年に、いつものごとくの奇妙なご縁によりご縁ができ、愛着もかなりわいてきつつある熊野古道を歩く大会の成功に向け、少しでも貢献できれば。

・・・という思いもあり、訪問させていただく事となったわけですが、かなり踏み込んだところまで大会についての話を聞かせていただき、予想をはるかに上回る収穫多き時間を過ごす事となりました。

熊野古道を含め山道などの不整地を歩くコースが多く、舗装路を歩くコースに比べると事故などのリスクも高いと思われるおわせ海山ツーデーウォークですが、万が一の時の事故対応などについても、かなり万全の対策を取られていてと、リスク管理に関する意識の高さに、特に感心させられる事しきり。

またこういったリスク管理が、あまりにも杜撰な私自身を深く反省する貴重な機会ともなりました。

おととさんのぶりトロどんは逸品

尾鷲市役所さんに訪問させていただいた後は、以前からずっと気になっていた「おわせお魚いちば おとと」さんへ。

尾鷲港で水揚げされた魚介類や地場産品を販売している直売所があるほか、かなり良心的な価格で海鮮丼などのメニューが提供されている食堂「おわせ魚食堂」があるとうわさでは聞いていたのですが、いざメニューを見てみると確かにかなり良心的な価格。

おわせ魚食堂のメニューはこちら

そんな中で今回頼んだのは、ぶりトロどん740円。

尾鷲を代表する魚らしいブリは脂もしっかり乗っていて、大きな切り身が5枚ものったこの海鮮丼は、ほかの店で食べれば、1000円はゆうに超えるのではと思われる満足度で、これを食べられただけで尾鷲まで来てよかったと心より思える逸品でした。

これからランウォークツーリズム事業を本格化していくためには、こうした地域地域の美味しいものの把握も必須!

・・・という話をここ最近周囲の方々と話す事が多くなったという事で、今後はこうした三重県各地の地場グルメリサーチにもしっかり力を入れていきたいところです。

熊野古道・荷坂峠にもご縁ができたという事で

そんなぶりトロどんを食した後は、紀北町にある荷坂峠の登り口へ。

この荷坂峠、またまたご縁あって、7月にカッコーパルックさんのバスツアー企画にてウォーキング指導者として登らせていただく予定となっています。

この荷坂峠は江戸時代の初期から中期にかけて、私が4月に歩いたツヅラト峠に代わり、伊勢から紀州への正式な玄関口となった峠で、大紀町と紀北町をまたぐ峠。

聞くところによると、荷坂峠はツヅラト峠に比べると坂道の傾斜はゆるめで、道幅も広く歩きやすい初心者向けの峠だそうです。

4月にツヅラト峠を歩いた際に、せっかくだから荷坂峠も歩いておこうと思ったものの、時間の関係で断念する事となった事が心残りとなっていた私ですが、いつものごとくこうしたご縁にだけは恵まれているようで、いい感じに歩かせていただくきっかけを作っていただきました。

今回は時間などの関係で、登り口を見るだけで終わった荷坂峠ですが、できれば世界遺産登録20周年にあたる今年の内に、できるだけ多くの熊野古道の峠に挑戦しておきたいという事で、こういったご縁も有効活用させていただきながら、さらに熊野古道への知識を深めていきたいものです!

 

 

 

 

おすすめの記事