マラソン男子で超一流の証としてよく言われるのが2時間10分切り「サブ10」なのですが、ここ最近はこのサブ10ランナーが続出している感があります。
そしてここ最近は年始の駅伝シーズンが近づいてきていることもあってか、こうしたサブ10ランナーの情報が多く発信されており、ここ最近はそのニュースをチェックする事が増えたのですが、その中にはかなり参考になるものも多くあります。
そして昨日も、今の私にこそぴったりのニュースを発見する事ができました。
ここ4日ほどほとんど練習をしていませんでしたが・・・
単なる虫刺されの影響と思われた左足首の違和感ですが、虫刺されが原因と思われる腫れこそ引いたのですが、どうしても違和感が拭えません。
そこで大事をとって、今週はセカンドウィンド四日市の練習会にて、火曜日と木曜日の夜にメンバーの方とジョギングした以外は全く走っていません。
なんだかんだで2018年も残すところあとわずか、そして私の次のレースは2月3日(日)の紀州口熊野マラソンと、練習のための日数も限られていることを考えると、今の時期にポイントとなる練習ができないのはかなり不安になってしまいます。
そんな今の私に飛び込んできたのが、日清食品グループ所属の佐藤悠基選手のマラソン練習方法の情報でした。
トラックでは日本屈指の実績を誇る佐藤悠基選手
佐藤悠基選手は学生時代は東海大学にて箱根駅伝にて、3年連続区間新記録を達成。
そして日清食品グループに入社した後も、2011年から14年まで日本選手権10000mで4連覇を果たすなど、トラックでは日本でも屈指の実績を誇るトップランナー。
そんな佐藤選手ですが2013年から挑戦しているマラソンでは、なかなか期待されたほどの結果が出せずにいました。
ちなみに佐藤選手のマラソンデビュー戦となった2013年の東京マラソンは、偶然私も応援に行っていたのですが、ゴール前で大失速してジョグ同然のペースで走ってくる佐藤選手の姿は、今も私の頭の中に鮮明な記憶としてあります。
そんな佐藤選手ですが、6レース目となった今年2月の東京マラソンでは2時間8分58秒でゴールし、初のサブ10、そしてMGC出場権を獲得しました。
佐藤悠基選手独自のマラソン練習方法
なかなかマラソンで結果が出せなかった佐藤選手は、いろいろな試行錯誤を繰り返した結果、独自のマラソン練習方法を確立したようです。
その方法として紹介されているのが、レースの1ヶ月から3週間前に一度疲労を完全に抜いて、そこからレース本番までに40km走、30km走などのきつめの練習を取り入れていくというもの。
この方法でレース本番に持っていき、レース本番に向かったことで、パフォーマンスが大きく向上。
そして来年出場予定の東京マラソンでは2時間6分台も視野に、現在調整を進めているそうです。
レース約1ヶ月前の休養は全く問題なし
現在の私の状況はと言えば、ちょうどレース本番1ヶ月近く前ですが、偶然にもここ4日ほどでジョグしかしなかったため、疲労は完全に抜けています。
そしてここにきて足首の状況もよくなってきて、これから40キロ走、30キロ走などを入れていこうと思っていたのですが、このニュースのおかげで、今の流れのまま練習を続けていけば問題ないと、かなり気持ちが軽くなるのを感じました!
佐藤選手はマラソンではかなり苦労されていたイメージがあり、そんな佐藤選手が失敗に失敗を繰り返した中で、確立した練習法。
個人的には最初からうまく行ってばかりの方の取り組みより、こうした苦労に苦労を重ねられた方の経験の方がはるかに庶民ランナーに役立つものだと思っています。
・・・というわけで、ここ4日ほど練習を休んだのは、一度完全に疲労を抜く意味でむしろよかったと納得できたところで、今日1日はさらにジョグだけにとどめ、さらに完全な疲労抜き。
そして明日土曜日からは、再び徐々に走り込みモードに入っていって、2月3日に自分のピークを持っていこうとと思っています!!