
長い距離を走りこむ練習こそ、ランニングシューズ選びが本当に重要。
これが私が10年超、ランニングを続けてきたうえで、大きく実感していることで、シューズ選びによってパフォーマンスや故障具合、そして何より走るモチベーションが大きく変わってしまいます。
ちなみに今の私が走り込みに使用しているシューズは「ナイキ テンポ ネクスト%」。
多少の不満こそあるものの、今まで感じたことのないような楽しさを、テンポネクスト%で走っている時に感じられている今の私。
2021年度はこのシューズに、走り込み練習のほとんどを託そうと思っていたのですが・・・
ズームフライ4を某スポーツ店にて発見
先日某スポーツ店に行った際、新発売されたばかりの「ナイキ ズームフライ4」を発見しました。
全モデルのズームフライ3は、間違いなくシリーズ最高峰の出来栄えだと思っていて、正直男性ランナーであれば(女性ランナーには少し微妙?)このシューズを選んでおけばまず大丈夫・・・と周囲のランナーの皆さんにお勧めし続けていました。
結果セカンドウィンド四日市メンバーの中で、このシューズを持っていないメンバーを探すほうが難しいほどの普及率を誇っているズームフライ3の、後継モデルであるズームフライ4。
従来のズームフライシリーズはカーボンプレートにより十分すぎるほどの反発を地面から得られるうえ、クッション性もじゅうぶん。
しかも走りの安定性もある程度は保証できてと、今後の走り込みシューズを真剣に考えるのであれば、ズームフライシリーズの最新モデル・ズームフライ4について注目せざるを得ません。
ズームフライ3とズームフライ4の性能を比較
まだ私の履いているズームフライ3は、たいして練習していない分、それほどへたっておらず、まだまだ十分現役シューズとして走れます。
・・・となると気になるのは、ズームフライ4が前モデルのズームフライ3からどれだけ性能アップしたか?・・・という事。
そんなわけでホームページなどを調べてみて、私個人的に大きく気になった変更点は2点。
その一つはアッパー素材(足の甲あたりを覆う部分)が、フライニット素材に戻ったという事。
そしてもう1点は、かかとの内側にヒールポッドが入ったことで、着地時のブレやぐらつきを抑えるような役割を果たしてくれるという事。
実は私、ズームフライ3の全モデルにあたる、「ズームフライ フライニット」で走っていた際に、どうも左右に結構なブレを感じており、どうもこのフライニット素材が苦手でした。
・・・が今履いているテンポネクスト%は、アッパー素材がフライニットであるにも関わらず、左右のブレを感じることはほとんどなく、すごく安定した走りができる気がして、おかげでフライニット素材への苦手意識はほぼなくなりました。
これはテンポネクスト%にも入っている、かかと内側のヒールポッドが大きく影響しているような気が、今になってしています。
せっかくズームフライ4について調べてみたわけですが・・・
そんなわけで今回は最新モデルズームフライ4とズームフライ3の性能をホームページで比較してみていたのですが、今回は従来に比べるとマイナーチェンジにとどまったうえ、金額も1100円アップ。
そしてズームフライシリーズの最大の難点だと思っている重さは、従来とほぼ変わらずと、所有しているズームフライ3がまだ現役シューズとしてバリバリ走れる今の段階においては、新規購入のメリットをあまり感じないというのが実際のところ。
さらに言えば、ズームフライ4での改良点となったフライニット素材、そしてかかと内側のヒールポッドは、今の私のテンポネクスト%にも備えられている機能。
さらに地面から得られる反発の心地よさは、ズームフライシリーズよりテンポネクスト%のほうが断然気に入っている現状において、わざわざメイン走り込みシューズをテンポネクスト%からズームフライ4に変更する理由があまり見つかりません。
・・・というわけで、現段階においてはズームフライ4の購入は見送って、少なくとも2021年度は走り込み練習のほとんどをテンポネクスト%に託そうと思っています。