
悔しい思いをしたおかげで、その後最高の走りでリベンジする・・・というのはランナーとして最高に格好いいシナリオだと思っています。
ただ残念ながら私の場合、いつかリベンジを・・・などと宣言するのは、基本悔しい思いをした直後だけで、翌日にはリベンジを誓った事など、頭の片隅にも留めていない場合がほとんどです。
そんな自分をたまに反省することもあるのですが、その反省した内容も、翌日には忘れてしまっているのが残念なところではあります。
そして今日は思わぬ形でそのリベンジの機会がやってきてしまい、見事な返り討ちに遭いました・・・
亀山関-錫杖湖峠走を実施
今日は朝よりセカンドウィンド四日市メンバーの方の案内のもと、亀山市関から津市の錫杖湖までを往復する峠走を実施しました。
先月私自身が練習を再開したばかりの段階で、亀山関にて坂道走を実施した際は、セカンドウィンド四日市メンバーに全くついていけず、大変悔しい思いをしました。
その悔しさもあって、ここ数日はそれなりに真面目に走るようになってはおり、今日はとにかくメンバーの皆さんにしっかりついていく事を最優先に峠走に臨む事となりました。
そんなわけでスタートした峠走でしたが、案内いただいたコースは景観も抜群、坂道の傾斜も程よく、本当に走りやすく。
今までセカンドウィンド四日市で実施した他の峠走コースと比較しても、トップレベルの絶好の峠走コースであるように感じました。
そんなこんなで上り坂も、下り坂も本当に心地よく走れて、あっという間に折り返し地点となる錫杖湖に到着する事となりました。
余裕で30km前後の峠走を終えられたはずが・・・
そして錫杖湖を折り返して亀山関に戻る道中も、メンバーの皆さんとの会話を楽しみながら走れ、往路では走らなかった坂道もプラスアルファされたものの、それなりに余裕を持って上り切ることができました。
そして案内をしてくださっていたメンバーから、「あとは下りだけ」との声もかかり、今日は思ったよりメンバーの皆さんに余裕を持ってついていけた・・・と私自身、完全に余裕モードに切り替わっていました。
そんなタイミングでメンバーの方から「このままゴールすると28キロ前後の走行距離になるから、距離を30km超にするために、先月走ったあの1kmの上り坂を往復で走りましょう」・・・という物騒な提案が。
あの1kmとは先月の坂道走で、練習不足で弱りきった私の心肺も脚筋もズタボロにした、私にとって過去最高クラスの劇坂。
「いつかリベンジをする・・・」などと言ってはいたものの、「その対策練習など微塵もやっていないけどな・・・聞かなかったことにはできないかな・・・」などと考えているうちに、ゴール地点とは目と鼻の先にある劇坂の入口に到着してしまい、強制的に劇坂走がスタート。
まともにメンバーについて行けたのは最初の100mほどで、早々に心折れてしまい、その後は走ったり、歩いたりと、先月以上のヘタレっぷりでまたしても大玉砕のまま、本日の30km峠走を終了することとなりました。
一応30kmを走ったとはいうものの・・・
そんなわけで結果的には30kmの峠走を走り、非常にいい練習ができたわけですが、私の頭に残っているのは最後の劇坂でのヘタレっぷりのみ。
それまで本当に気持ちよく走れていたはずの約28kmの道中の事が、ほとんど記憶に残らないほど、最後の1km劇坂の往復のインパクトはかなり強烈なものがありました。
今日の私の走りでは、当分はあの劇坂を攻略するのは不可能。
・・・というよりあれだけの劇坂を、なぜ他のメンバーは立ち止まりもせず走り切れるのか?
非常に疑問ではあるのですが、レベルの高い、多くの刺激を与えてくださるランナーの皆さんと一緒に走れる今の環境に心より感謝して。
そして亀山関の地で、改めて自分の走力不足を痛感させられたという事で、明日からはもう一度出直しのつもりで、しっかりと土台作りに励んで行きたいものです。