早くも2020年に入って三度目のセカンドウィンド四日市40km走を実施

フルマラソン前に40km走を実施するきっかけとなった書籍

私が「リディアードのランニング・バイブル」と「ダニエルズのランニング・フォーミュラ」と並んで信奉しているランニング書籍に「アドバンスト・マラソントレーニング」があります。

この本は残念ながら今は絶版となっているのですが、この本は上記2冊と比べてもわかりやすい内容で、しかもフルマラソンに向けた内容がかなり豊富で、ひそかに私の中では一番のおすすめフルマラソン書籍だったりします。

そんな「アドバンスト・マラソントレーニング」にこのような記述があります。

レース経験が豊富で、なおかつ故障の少ない人は、レース前に1回40km走をするとよい。

この記述が私がセカンドウィンド四日市にて40km走を定期的に実施するうえでの、大きな後押しとなりました。

キロ6分ペース目安で40km走を実施

今日はセカンドウィンド四日市メンバーといつもの南部丘陵公園スタート、箕田公園までを折り返す定番コースにて40km走を実施しました。

この定番コースはセカンドウィンド四日市メンバーの方が作ってくださったコースなのですが、信号で止まる可能性があるのは1箇所のみ。

しかも景色の変化に富んでいてと、40km走を実施するにはこれ以上なく絶好のコースです。

ただこのコースは少し複雑で、一度や二度走ったくらいではコースを覚えるのは難しく、基本的には私がコース案内しながらでないと、メンバーがコースを間違えずに走るのは極めて困難です。

そこでセカンドウィンド四日市にて40km走を実施する際は、一番ゆっくり走るメンバーのペースに参加メンバー全員が合わせる形で走る事が多くなります。

ただレースが近づけば近づくほど、メンバーの適正ペースで40km走を実施していただきたいところ。

・・・というわけで本来練習会もイベントもない今日水曜日でしたが、キロ6分前後のペースで40km走を実施してほしいと思っていたメンバーに集まっていただく形で40km走を実施しました。

メンバー全員が練習目的を十分すぎるほど達成

走り始める前は、ここ最近痛みを感じていたハムストリングに不安を感じていましたが、いざ走り始めるとたいした痛みはなく。

そして今日は風もあまり吹かず、寒すぎず暑すぎずの絶妙の気候と、絶好の環境のもとでの40km走となりました。

ただ私にとってキロ6分ペースというのはかなりゆっくりのLSDペースで、箕田公園を折り返す20キロ地点過ぎからは、脚がとんでもなく重く感じながらの走りとなりました。

LSDの一番の目的が長い距離を走りきるための脚づくりである事を考えれば、私自身にとっても今日の40km走は非常にいい練習となりました。

そして一緒に走っていたメンバーの皆さんも、それぞれが私の期待通り・・・というより期待以上の走りを見せてくださいました。

あとは今日の走りであらためて見えてきた課題等も踏まえた上で、万全の状態で来月に控えるフルマラソン本番にメンバーの皆さんを送り出せるよう、コンディションをピークに持っていく。

この事が今月の私にとって、かなり重要な仕事となりそうです。

40km完走後はなぜか・・・

そんなわけで今日はセカンドウィンド四日市メンバーと楽しく40km走を実施させていただいたわけですが、終了後は脚がとんでもなく重く、やはりハムストリングに痛みが。

・・・と言いたかったところなのですが、どういうわけか走り終わった後は、明らかに脚が軽くなっていました。

そして帰宅後、ハムストリングを上にしてストレッチポールを転がしてみると、明らかに筋肉がほぐれていて、ここ2〜3日感じ続けた筋肉のコリによる激痛が嘘のようになくなっていました。

どうやら40kmをゆっくりペースで走っている間に、いい塩梅に筋肉がほぐれていたかと思われます・・・

本当に楽しく走れたうえに、メンバーの皆さんの頑張りに大きな刺激をいただけ、さらになぜか深刻かもしれないと思われた故障まで改善されている・・・

自分の走りは、常にセカンドウィンド四日市メンバーと一体のものなのだと、あらためて思い知らされる40km走となりました!!

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