多分10年ほど前ですが、ランニングのある雑誌を読んでいるときに、「ランニングで一番使う比率の高い筋肉は内転筋だ」・・・と書いてあったことが、なぜかずっと記憶に残り続けています。
内転筋とは太ももの内側の筋肉の事で、日常の動作では太ももを内へ閉じる動作で使います。
その情報を読んだ当時は、ランニングでなぜ内転筋を・・・などと考えていたはずなのですが、今の私の走りは、かなり内転筋を酷使しているようで・・・
スタミナ強化のための1㎞x10本を実施
昨日は火曜日という事で、夜は中央緑地トラックにてセカンドウィンド四日市練習会を実施しました。
練習メニューは1kmインターバルx5本の予定でしたが、故障やまん延防止明けなどで万全の状態でない参加メンバーのスタミナ強化を最優先に、1kmx10本を実施する事にしました。
私自身も日曜日に44㎞の距離を走り込んでいて、明らかに脚には疲労も残っているであろうという事で、ペースはキロ4分30秒設定でメンバーと一緒にスタート。
予想外に筋肉痛らしきものはほとんどなかったものの、2日前に44㎞も走っていては、さすがにペースも上がらないだろうな・・・といった感じで、かなりの不安を抱えながらのスタートとなりました。
・・・がいざ走りはじめてみると、意外なほど身体は軽く、キロ4分30秒ペースがジョグペースくらいにしか感じないくらいの余裕度。
2本目以降はペースもかなり上がっていって、サブスリーペースであるキロ4分15秒前後のペースで走っていても、息切れらしきものはほとんどありませんでした。
ここ1週間ほどの不調はいったいなんだったのか?これも昨日から飲み始めたヘム鉄サプリメント効果かな?
・・・などとしょうもない事を考えながら、着実に本数を重ねていく事となりました。
サブスリーペースならズームフライ3がベスト?
昨日の練習で履いていたのはここ最近スピード練習で使用しているナイキ ヴェイパーフライ ネクスト%ではなく、そのトレーニングモデルの位置づけであるズームフライ3。
ヴェイパーに比べれば、ズームフライ3だとペースを上げて走るのはきついかな・・・と思っていたのですが、キロ4分15秒前後のペースで走る分には、むしろズームフライの方が着地が安定する分、走りやすい気がしていました。
結局5本、8本と本数を重ねていっても呼吸の乱れはほどんどなく、ペース的にもかなり余裕を感じていてと、9本目を終えた段階でも呼吸にはかなりの余裕がありました。
ただ9本目を終える頃になると、日曜日同様に太ももの内側の筋肉・内転筋がいきなり悲鳴をあげはじめる展開に。
結局10本目は少しペースを上げてキロ4分前後で走り終えたものの、呼吸の乱れはほとんどなし。
一方で内転筋は最後の最後まで悲鳴をあげ続ける展開と、ここにきて私自身のウィークポイントがかなり明確になってきた気がしました。
絶不調状態からは脱却したものの・・・
そんなわけで理由はよくわかりませんが、先週1週間続いた絶不調状態から、いきなり脱却することが出来ました。
今日も昨日の練習での疲労は全く残っておらず、むしろ身体の軽さを感じている状況ですらあります。
ただヘム鉄を2~3日飲んだだけで症状が改善したとは到底思えず、今後どんどん気温が上がり、より汗をかいて体内の鉄分が流れ出やすくなることを考えると、絶不調の大きな要因となっていたと思われる貧血対策は今後も必須。
さらにここ最近の内転筋の弱り具合はかなり深刻で、つねに疲労を感じている状況と、内転筋が明らかに私のウィークポイントになってきています。
・・・とは言っても、思ったより早く不調の底から脱却の兆候が見られたことは、かすみがうらマラソンまで残り1か月ちょっととなった事を考えると大きな収穫。
先週の段階ではすでにあきらめかけていたかすみがうらマラソンサブスリーですが、まだ多少なりとも希望も見えてきたという事で、明らかに見えてきている課題だけでも、今のうちからしっかりつぶしていきたいものです。