洞爺湖マラソンを終えてようやく終わった今シーズンを振り返り

2018年度シーズンもようやく終了

今シーズンの本命と位置づけていた洞爺湖マラソンが終わりました。

結果は2時間55分21秒(ネットタイム:2時間55分15秒)。

目標と宣言していた2時間45分切りからは10分以上及びませんでしたが、現状の自分の走力やここ最近の練習量からすれば、十分納得できる結果ではありました。

ただここで満足していては、先は全く見えてこないという事で・・・

今シーズンのレースを振り返り

土山マラソン2年連続途中棄権。

そして2シーズン連続でフルマラソン完走ゼロという、これ以上ない不甲斐ない状況から脱却する事を目標に臨んだ今シーズン。

結果はまず昨年11月4日(日)に因縁の土山マラソンにて3時間9分59秒のタイムで、3年ぶりとかなり久しぶりにフルマラソンを完走する事ができました。

とは言うものの後半大失速してしまい、その悔しさを晴らすべく出場した今年の2月2日(日)紀州口熊野マラソンでは、後半に結構な失速をしたものの2時間59分41秒と、5年半ぶりにサブスリーを達成しました。

そして洞爺湖マラソンの練習レースと位置づけて出場した今年4月14日(日)掛川マラソンでは、後半のどぎつい坂道と暑さに苦しみながらも3時間2分25秒とまずまずのタイムでゴール。

そして万全を期して臨んだ洞爺湖マラソンでは2時間55分21秒でゴールして、今シーズンを終える事となりました。

前々シーズン、そして前シーズンの無様な結果に比べれば、2度のサブスリー達成、そして2度の3時間一桁台と、確実に進歩の見られた今シーズン。

来シーズン、そして2020年のオリンピックイヤーに向けて、いい流れをつくれたことは間違いないと思っています。

今シーズンの反省点を振り返ろう

それなりに安定していたレース結果を残せた今シーズンですが、反省点はかなり多くあります。

まず何よりの反省点は、走りこむべき時期に、しっかりとした走り込みが行えなかった事。

マラソンは本当にごまかしがきかないスポーツで、何を言ったところで走り込みがしっかりできていなければ絶対に結果にはあらわれません。

その事は十分すぎるほどわかっていたにもかかわらず、今シーズンの中で最も走りこむべき時期だった3~4月に、走りこめなかった大きな理由は足底筋膜炎による足裏の激痛。

この激痛は長い距離を走るほどどんどん悪化する厄介なもので、私の走り込みへのモチベーションを大きく低下する要因となってしまいました・・・

来シーズンは足底筋膜炎対策を含め、とにかく故障をなくして、練習を年間を通じて継続すべく、身体のケアについては今シーズンの倍以上の時間を割いていかなければなりません。

そしてもう一つの大きな反省点は、スピード練習でペース走やロングインターバルから逃げてしまった事。

今シーズンは、特に洞爺湖マラソンが近づくにつれ、ほとんどのスピード練習にて自分の中で得意意識を持つ400mインターバルを実施していました。

ただ400mインターバルではよほどの本数をこなさない限り、フルマラソンで何より重要な「閾値の向上」にはつながらない事は、ある意味わかり切った事でした。

にもかかわらず400mインターバルに固執した結果、スピード練習で「閾値の強化」がしっかり行えなかった事が、今シーズン出場した4レースいずれにおいても、レース後半でキロ4分を切るペースを維持できなかった大きな要因になったと思っています。

ロングインターバルやペース走は、きつくなるとすぐに走るのをやめてしまいたくなる根性なしの私には、かなり苦手意識のあるメニュー。

ただここから逃げていては、自分は今より上には絶対に向かっていけません。

今シーズンの最大の収穫は体幹とふくらはぎの強化

そんな反省点の一方で、今シーズンの一番の収穫は、体幹トレーニングの成果がかなり出たという事。

土山、紀州口熊野マラソンで失速の大きな要因となった脚攣りの対策として、そして足底筋膜炎のため思うように走りこめなかった分を補おうと、今シーズン、特に今年の3月以降は従来の倍近い体幹トレーニングを実施しました。

その成果は目に見える形であらわれ、気温が高くなり脚を攣るリスクも十分あった掛川、そして洞爺湖マラソンでは最後の最後まで脚を攣る事はありませんでした。

また身体の軸がしっかりできた事で、走っている時の無駄な動きが格段に減った実感もあり、上り坂を走るのも格段に楽になりました。

またフォアフット着地のフォームをつくるために、ふくらはぎの強化もかなり重点的に行ったのですが、その成果もあって、今回の洞爺湖マラソンでは最後の最後までフォームが崩れる事はありませんでした。

来シーズンも体幹そしてふくらはぎの強化はしっかり行っていって、さらに安定感があり、地面の反発をしっかり推進力に変えられるフォームづくりにつなげていこうと思っています。

来シーズンこそ過去の自分を乗り越えよう

そんなわけで反省点も多くあった今シーズンですが、今に至って確信しているのは、これから1年間練習を継続できれば、2時間45分は絶対に切れるという事。

この事については結構な自信を持つに至っています。

ただ2時間45分を切ったというだけでは、過去の自分に追いついたというだけ。

これでは自分がこれから頑張り続けるモチベーションには、どう考えてもつながらない気がしています。

・・・となると来シーズン目指していくのは2時間40分切り、そして福岡国際マラソン出場権を得られる2時間35分切りという事になるわけですが、今の調子で練習を続けているだけでは絶対に不可能な目標。

そんな目標に近づいていくためには、根本的なところから今のやり方を変えていかなければなりません。

ただそんな事を思えるようになったのも、なんだかんだで今シーズン2度のサブスリーを達成でき、最低限の自信を取り戻す事ができたからでもあります。

そんな今シーズンの疲れをまずはしっかり休んで癒すところから。

そして来シーズンに向けての戦略を1か月ほどかけてじっくり練っていく事で、来シーズンこそ大躍進の1年につなげていきたいものです。

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