
今日は今シーズン本命・洞爺湖マラソン
今日5月19日(日)は今シーズンの本命レースと位置付けていた洞爺湖マラソン。
過去に自己ベスト、セカンドベストと2度の2時間45分台を記録している、抜群に相性のいいレースという事で、掲げた目標は自己ベスト更新の2時間45分切り。
・・・でしたがマラソンはでは奇跡はそうそう起こらないという事、そしてマラソンはやはり甘くないという事を、あらためて痛感させられるレースとなりました。
朝は曇って肌寒いくらいだったはずが・・・
洞爺湖マラソンのレース会場に到着すると、今日は早朝よりかなり肌寒く、しかも午前は曇り予報と、そして私の北海道観光を何度もじゃました濃霧がかかっていてと、絶好のレース日和になるかと思われました。
・・・がスタート時間が近づくと、嘘のように空は晴れ渡り、気温がどんどん上昇していくのを感じました。
「今日は結局暑さとの戦いになるな・・・」と思いながら、スタートの号砲を聞く事となりました。
今日のレース前の作戦は、きつい坂道が待っているとされる22キロ地点付近まではキロ4分ペースで。
そしてきつい坂道を上りきって、下りに切り替わったところから一気にペースアップして、その勢いで後半まで粘り切るというものでした。
実際スタートしてからはできるだけペースを抑える事を意識して、ほぼキロ4分ペースを維持して、10キロ地点を39分24秒で、そしてハーフ地点を1時間23分55秒で通過。
この段階ではまだかなり余裕も残っており、その後に続いた22キロ付近からの上り坂も、思っていたほどきつさを感じず、想定内の失速で坂道を上りきる事ができ、これから一気にペースを上げるつもりでいました。
レース後半はペースアップどころか・・・
ただいざ坂道を下りはじめると、左足裏のマメが潰れたようで、一歩踏み込むごとにかなりの衝撃が。
加えて暑さで大量の汗をかいていた事で、脱水気味になってしまったのか、身体に力が徐々に入らなくなり踏ん張りが全然きかず、ペースは一向に上がってくれませんでした。
そして30キロ地点を2時間1分48秒で通過したのですが、その後は完全に身体に力が入らなくなり、このまま大失速してもおかしくない状況になってしまいました。
ただ洞爺湖マラソンのコースは小刻みなアップダウンがつづくため、走るリズムを作りやすく、下り坂では多少なりとも加速できるため、失速を最小限に抑えられ、失速をある程度抑える事ができていました。
40キロ過ぎからはフラフラ状態に・・・
そして40キロ地点を2時間45分31秒で通過して、「なんとか2時間55分切りはできそうだ」と思った矢先に、脱水症状はさらにひどくなりまっすぐ走ることすら困難な状態に。
給水ポイントのごとに、コップ2〜3杯の水もしくはスポーツドリンクにて給水していたのですが、私の異常なまでの汗の量を補給するには不十分だったようでした。
そして最後はどんなところを走っていたのかすら思い出せないほどフラフラになりながら、沿道の声援に応えるべく最後の最後のラストスパート。
そんなラストスパートも100mと持たず、その後はフラフラになりながらなんとかゴールラインを踏む事ができました。
ゴールタイムは2時間55分21秒(ネットタイム:2時間55分15秒)。
当初の目標には10分近く及ばないタイムでしたが、現状の私の走力、そしてここ2〜3ヶ月の練習量からすれば、極めて妥当なゴールタイムとなりました。
本命・洞爺湖マラソンも終わったという事で・・・
そんなわけで今日も結果的には、暑さに負けた的な失速レースに終わったわけですが、今日の洞爺湖周辺の最高気温は18度。
一方私が洞爺湖マラソンでベスト、セカンドベストを出した時の気温は両日とも20度を超えていた事を考えると、暑さが今回の失速要因の全てではないという事になります。
またレース中に足裏のマメが潰れるのも、ベスト、セカンドベストを出した時にも同様にマメが途中で潰れており、これも失速の要因にはあまりなりません。
そして今回の私はコンディションも万全、そして洞爺湖マラソンのコースは私にとってこれ以上なく走りやすいコースであった事を考えると、今回の結果は完全に実力不足によるものである事を認めないわけにはいきません。
とは言うものの、先シーズン、そして先々シーズンとフルマラソン完走ゼロという不甲斐ない結果に終わった事を考えると、今回の洞爺湖マラソンでのレース結果は出来すぎとも言える結果。
また今回目標に足りなかった10分は、練習の積み重ねで必ず乗り越える事ができると、レースを終えた今、確信を持つに至っています。
・・・というわけでとりあえずは本命・洞爺湖マラソンも終わって、今シーズンはひと段落。
まずは一度ゆっくり休んで、来シーズンに備えて鋭気を養っていこうと思っています!!