
今日は掛川・新茶マラソン
今日は5月19日(日)に控える洞爺湖マラソンに向けての、練習レースとして位置付けてエントリーした「第15回掛川・新茶マラソン」が開催されました。
掛川・新茶マラソンはかなりアップダウンがきついうえ、気温も上がり、風もつよくなると3拍子揃った、私の周囲でもとにかく評判のいい(?)レース。
そんな掛川・新茶マラソンでスタート前に掲げていた目標は「サブスリー」
とにかくきついと評判の掛川・新茶マラソンで、サブスリーを達成できれば、洞爺湖マラソンに自信を持って挑むことができると思っていたのですが・・・
前半はペースもコントロールできて順調そのもの
今日は早朝に自宅を移動して、新幹線で静岡県掛川市まで移動しての会場入り。
前日雨の予報もあった天候も、スタート時点では太陽も出ており、気温もどんどん上がっていってと、暑さとの戦いになりそうな雰囲気も漂う中、レースはスタートしました。
レースはスタート直後から下り基調で、かなりペースを抑えて入ったつもりでも、最初の1キロ通過時点で4分ジャスト。
今日はあくまで練習レースである事、そして後半にかなりきついアップダウンが続くことを把握していたため、前半はできるかぎりペースは抑えめに入る事にしていました。
ただ掛川・新茶マラソンのコースの前半は、思っていたほどアップダウンもなく、むしろフラットなコースで走りやすく、かなり余裕を持って走っていたつもりでも、ハーフ地点を1時間26分とまずまずのペースで通過することができていました。
ただ10キロ過ぎからは、今回の最大の不安要素であった右足裏にかなりの激痛が出てきていて、後半はこの激痛との戦いになるように思いつつも、「なんとか今回もサブスリーは行けそうだな・・・」などとどこか余裕をこいていたところもあったのですが・・・
ハーフ過ぎからの大敵は足裏の痛みではなく・・・
ハーフ地点を過ぎてからもどんどん痛みが増していく右足裏。
ただハーフを通過してから、足裏の痛み以上に、私を悩ませたのは、予想以上の暑さでした。
レース前半は向かい風が吹いていたのですが、その風が身体にこもる熱を冷ましてくれていたようでした。
ただ後半になると風があまり吹かなくなり、とんでもなく顔面に汗が噴き出してきました。
もともとかなりの汗かき体質で、暑さに対して異常なまでの苦手意識のある私、ここで早々に心がへし折れかけました・・・
さらに25キロ近辺からは、噂でなんども聞いていた掛川マラソン名物(?)のかなりきつめのアップダウンの繰り返しの駄目押しが待っていました。
もはやこの段階になってくると足裏の痛みなどどうでもよくなってきて、最大の難敵は暑さ以外なにものでもなくなっていました。
そして上り坂を何度も駆け上がっているうちに、どんどん身体に熱がこもっていく感があり、30キロを過ぎた段階では完全にオーバーヒートを起こしかけていました。
30キロ過ぎからはただただ暑さとの戦い
そして30キロを過ぎてしばらくしたところにあるフルーツステーションでは、完全に立ち止まってオーバーヒートを起こしかけていた自分の身体全身に水をひたすらぶっかけてクーリングダウン。
ついでに掛川名産のメロンもボランティアの方に勧められるまま、3切れもいただいてから、レースを再開する事にしました。
ここで思い切ったクーリングダウンをした事が結果的にはよかったようで、その後はペースも徐々に上がっていって、もしかしたらサブスリーも狙えるかもというところまでペースアップできていました。
ただそんな私の希望をへし折ってくれたのが、ある意味今回のレースで私自身が最も警戒していた、ゴール直前の急な上り坂。
ここでまたまた身体がオーバーヒートを起こしてしまって、完全にペースダウンしてしまいました。
「せめて40キロ過ぎから予報通りに雨が降ってくれていれば・・・」などと天候のせいにしながらも、とんでもなく長く感じた40キロ地点からの2.195kmをなんとか走り切って、最後はフラフラになりながらなんとかゴール。
ゴールタイムは3時間2分25秒とかなり微妙なタイムで、ゴール終了後はただただ苦笑いするほかありませんでした・・・
大会に携わられた皆様にただただ感謝
レース終了とは完全に暑さでのぼせた状態になっており、汗もとめどなく噴き出していました。
そして右足裏の激痛がぶり返してきて、帰りは一歩一歩歩く事すらが苦痛以外なにものでもありませんでした。
一方で42.195kmを走ったわりには脚は今も元気で、今回のレースではここ最近恒例となっていた脚攣りも最後の最後までなくと、多少なりとも進歩を感じる事ができました。
・・・とは言っても反省点も多い今回の掛川・新茶マラソン。
今回の失敗や反省は、必ず洞爺湖マラソンで活かせるよう、しっかり振り返っていかなければなりません。
ただその反省はまた後日するとして、今日参加した掛川・新茶マラソンはコースこそきつかったものの、エイドの充実ぶり、ボランティアの皆さんのもてなし、そして沿道での地元の方々の応援は本当に素晴らしく、何度も心折れそうなときに元気付けてくださいました。
そんな掛川・新茶マラソンに携わられた地元の方々に心より感謝しつつ、今日はもうゆっくり休ませていただこうと思っています!!