
その手は桑名の焼きはまぐり
どこかで聞いたことがあるような、ないような「その手は桑名の焼きはまぐり」という言葉(ことわざ?)
「その手は食わない(そんなやり方にはだまされないよ)」の「食わない」に桑名の地名を掛け、さらに桑名の名物だった「焼き蛤」を続けたものだそうです。
この言葉は江戸時代から使われていたようで、江戸の町人の間でも使われていたほど、桑名の焼き蛤は全国にその名を知られていたようです。
ただはまぐりと言えば結構な高級食材であり、日常的に食べる食材とは言い難く、桑名の近くに住んでいるはずの私自身、食べる機会などなかなかないように思っていたのですが・・・
桑名のはまぐりプラザさんホームページをリフォーム中
今日の午後は現在ホームページリフォームの依頼をいただいている、桑名市にある「はまぐりプラザ」さんへ。
はまぐりプラザさんホームページ(リニューアルはこれからです・・・)
2010年にリニュアルと比較的新しい施設であるはまぐりプラザさんには、桑名市の漁港にまつわる展示品などを閲覧できる「漁業交流センター」なる施設があります。
ここでははまぐりについての理解をかなり深める事ができるうえ、いろいろな絵画を楽しむこともできます。
そして桑名市在住および在勤の方だとかなり安く使える会議室や研修室、和室などの施設も充実していて、教室などに利用するにはかなり快適な環境が整っています。
これからいろいろな教室開催を検討中の私にとって、これらの施設は価格も安く、施設もきれいで使いやすくとかなり魅力で、あとは自分自身が桑名在住および在勤でない問題をどうクリアするかといったところです・・・
そしてはまぐりプラザさん最大の売りが、はまぐり料理をお値打ちな価格で食べられると、テレビでも何度か紹介されている「食堂はまかぜ」です。
人生初の焼きはまぐり?
今日は施設の写真撮影だけのつもりで訪問したつもりだったのですが、急遽食堂はまかぜの看板メニューの一つ「赤須賀定食」の撮影も行う事となりました。
この定食の売りは、なんと言っても桑名と言えばの「焼きはまぐり」。
冷静に考えれば焼はまぐりそのものを見たのは、私自身にとって人生初なのでは?
・・・などと思いながら、はまぐりの写真を撮影していると、火に熱せられたはまぐりが次から次へと口を開いていき、どんどんいい匂いが漂ってきて、プリップリの身が目に飛び込んできました。
そしてあまりにも羨望のまなざしで、それらの焼はまぐりを撮影している私を憐れんでか、実際に食べさせていただく事ができました。
私それほど味が分かるわけでもなく、食事レポーターでもないため、陳腐な表現しかできないのですが「はまぐりのプリップリの身の中に、貝のうまみが凝縮されている感じで、予想外に濃厚な味を楽しめる」というのが焼きはまぐりデビューの第一印象。
以前よりはまぐりは貝汁がおいしいとは聞いていたのですが、予想以上の味の濃厚さと、潮の香り漂う風味の良さに、本当に幸せな気持ちになれました。
そして定食にはほかにもフライや磯部揚げなどではまぐりがふんだんに使われていて、ただただ贅沢なひと時を過ごさせていただきました。
結果、昼ご飯を食べておなかいっぱいの状態ではまぐりプラザさんに伺ったにもかかわらず、箸はどんどん進んでいって、全く遠慮なく赤須賀定食をあっと言う間に完食してしまいました・・・
はまぐりプラザさんはランやウォーク拠点にも最適
そんなわけで今日は仕事で行ったのか、焼きはまぐりを食しに行ったのかよく分からないまま、はまぐりプラザさんを後にする事となりました。
いつものごとく奇妙なきっかけでつながる事となった、このはまぐりプラザさんですが、今後ランニングやウォーキングに関連する取り組みをしていくうえで大きなポテンシャルを秘めていると思っています。
・・・といいますのも、このはまぐりプラザさんは揖斐川に面したところにあるのですが、この揖斐川の河川敷は信号などで止まることなく直線コースを走る(歩く)事ができ、なかなかいいコースを取る事ができます。
そしてこの河川敷から見える景観はなかなかの絶景で、飽きずに走る(歩く)事ができる点も魅力だと思っています。
そんな話をはまぐりプラザさんでさせていただいたところ、反応もかなり良好という事で、来年度は今回の焼きはまぐりデビューのご恩に報いるためにも、このはまぐりプラザさんを起点とした行事なども組み入れていこうと思っています!!