
万全のコンディションで臨んだ2013年洞爺湖マラソン
私がランナーとして全盛期だったと思っているのが、セカンドベストを洞爺湖マラソンで出した2013年。
この時はとにかくしっかり走りこめており、週2回のスピード練習もこなせていてと、前年の2012年に同じく洞爺湖マラソンで出した自己ベスト2時間45分35秒の更新は間違いないと思っていました。
・・・が結果は2時間45分59秒と、自己ベストを更新する事はできず。
気温などのコンディションは2013年の方が断然よく、スタート時は自己ベスト更新はもちろん、当時の福岡国際マラソン出場資格であった2時間42分切りを本気で狙えると思っていました。
それにもかかわらず自己ベストを更新できなかった一番の要因は、2013年から洞爺湖マラソンレースコースに変更があった事にありました。
ベスト更新を妨げた21キロ過ぎの上り坂
2013年の洞爺湖マラソンではレースコースが変更になり、21キロ過ぎあたりから結構きつい上り坂を上るコースとなりました。
画像引用先:洞爺湖マラソンホームページ
比較的フラットなコースでとにかく記録が出しやすいと言われている事が洞爺湖マラソンの特徴だと思って、わざわざ遠方北海道の洞爺湖を勝負レースに選んでいた当時の私。
2013年からのコース変更の事をまったく知らず、全く想定していないところに突然出現した上り坂にかなり焦ってしまいました。
そしてスタートからずっと強気の3分50秒を切るペースで走っていたはずが、ここで一気に弱気に振れてしまいました。
もともと走力があるというより、気力で走るタイプの私にとって、弱気に振れてしまう事は致命的とも言え、後半はどうも頑張り切れず、消化不良のままレースを終了する事となってしまいました。
実際のところ洞爺湖マラソンの21キロ過ぎからの坂道がどれだけのきつさだったのか、今はさっぱり覚えていません。
ただこのレースを機に、かつては得意だと豪語していたはずの上り坂に、かなりの苦手意識を持つようになってしまいました。
走れない今は坂道の乗り越える強い体幹づくりに集中しよう
早いものであの悔しい思いをした2013年の洞爺湖マラソンから、6年が経つわけですが、ここ2年ほどで上り坂への苦手意識はかなり払しょくできつつあります。
ただどれだけきつい坂道だったか記憶が定かでない分、洞爺湖マラソンの21キロ過ぎからの上り坂に、どうしても不安が芽生えてしまいます。
その坂道での不安を払しょくするには、結局のところ練習を積み重ねていくしかない。
・・・というのが現実ではあるのですが、現在の私はかかとの激痛をやわらげるべく4日連続ノーランデー。
ただその分腹筋1000回のノルマも4日連続でこなせしており、確実に体幹は強化できているものと思われます。
きつい上り坂で失速しない一番の方法は、左右のブレを極力なくし、どれだけきつい局面でも無駄な動きの少ない安定したフォームを手に入れる事。
そんなロスのないフォームを手に入れるためには、体幹、特に腹筋まわりの強化は必須と言えます。
・・・というわけで洞爺湖マラソンまで残り8週間を切った今の段階で4日連続ノーランと、不安ばかりが募る時期ではあります。
ただそんな今こそ徹底的に体幹強化に集中することで、「かかとの激痛が怪我の功名であった!」と思える日に向かっていこうと思います!!