
自分自身もいろいろな仕事をこなしながら走っている市民ランナーだから思う事ですが、多くの市民ランナーの方々にとって一番の悩みは練習時間の確保。
そしてせっかく時間を作ってトレーニングするなら、最大限の効果を得たい。
市民ランナーなら誰もがそんな事を、一度は思った事があるように思います。
そんなほとんどの市民ランナーの皆さんの悩みを解決するものを作っていく・・・これがこれからの自分の使命の一つだと思っています。
1日10分走る青トレを購入
近くの本屋に立ち寄った時、ふとタイトル名が目に留まり、速攻で購入してしまった本がありました。
その本と言いますのがこちら1日10分走る青トレ。
この本を書いているのが、箱根駅伝4連覇中の青山学院大学・原晋監督なのですが、この方はもと営業マンという事もあってか、本当に人の心を惹きつける言葉を持っていらっしゃる方だと思います。
本のタイトルの1日10分、これは多くの市民ランナーが「これくらいの時間なら、どんなに忙しい日でもなんとか取れる」・・・と考えそうな、ちょうどいい時間のような気がしています。
実際私がセカンドウィンド四日市メンバーと話をしていて、体幹トレーニングなどの時間として取れる時間を聞いてみると、大体のメンバーから聞こえてくるのが5〜10分程度という時間。
1日10分これだけやれば、効果が上がる
そんなトレーニングメニューがあれば、本当に多くの市民ランナーが飛びつかれるような気がします。
青トレの効果は身をもって体験していますが・・・
この本に掲載されているメニューだけでなく、今の私のトレーニングには動的ストレッチ、体幹トレーニング、静的ストレッチなどあらゆるところで、この青トレメニューを実施しています。
その理由は私自身が、今までいろいろ読んできたトレーニング本の中で、最も説得力があり、かつ短い時間でも実施できる内容であると思っているから。
ただ一方で、特に体幹トレーニングに多いのですが、多くの市民ランナーにはトレーニングメニューの内容が少し理解しにくく、正しい形では実施できないのでは・・・と思うメニューも結構あります。
トレーニングは正しい形で実施してこそ意味があり、間違った形で実施しても無駄になるだけの場合もあります。
そう考えると、今の陸上界では常識になりつつある青トレも、必ずしも万人に通ずるトレーニングメニューとは言えない可能性があります。
トップランナーの常識も疑おう
そんな事を以前から考えていたのですが、1日10分走る青トレの冒頭部分には原監督がこのような事を書いています。
マネをするだけでは青学になれないし、まして青学を超える事もできません。
なぜなら、すでに常識となりつつある私の指導法を疑う姿勢がないからです。
引用先:1日10分走る青トレ P17
青山学院大学の選手が青トレで大きな成果をあげているのは、箱根駅伝4連覇、そして今年の出雲・全日本駅伝を制覇したことからも間違いない事実だと思います。
ただこれが多くの市民ランナーにとって共通する事かと言えば、必ずしもそうは言い切れず、青山学院大学の選手のようなトップランナーにとっては常識でも、多くの市民ランナーにとっては非常識。
そういうことは十分に考えられます。
市民ランナーだからこそ作れる10分高効果メニューを作ろう
おそらくですが原監督より私の方が、市民ランナーの方々とはだいぶ多く接しているはずです。
そして何より私自身が、今までになんども挫折したり、練習時間が思うように取れない経験をした市民ランナーです。
そんな私だからこそ作れる、青トレとはまた違った形での10分間でできる市民ランナー向けトレーニングメニューが絶対に作れるはず
そしてその事が、私の今後の大きなミッションの一つになる気がしています。
とは言っても青トレから学べる事は本当に多く、より研究する事でより多くの市民ランナーの皆さんにとって効果の出るトレーニングメニューを作れる事は間違いありません。
・・・という事で、まずは青トレをもっとじっくり研究する事で、より市民ランナーにとって効果の出るトレーニングメニューづくりにつなげていこうと思っています!!