たまにはLSDも練習メニューに取り入れてフルマラソンを走り切るための脚をじっくりつくろう

マラソンで結果を出すためには、スピードを出して走る練習から、長い距離を走る練習まで、様々なバリエーションのメニューをバランスよくやっていく事が重要です。

ただここ最近の私はと言いますと、早朝練習でもキロ4分前後で走るなど、ペースを上げて走る練習がメインで、ここ最近の練習メニューの組み方、ちょっとバランスが悪いかな?

・・・などと思っていたのですが、バランスよく練習メニューを組み込むという意味では、今日は本当にいい練習ができました。

雨の中の20キロ走

今日は土曜日という事で、午前はセカンドウィンド四日市の午前練習会を霞ヶ浦緑地トリムコースで実施。

ただ今日の朝はあいにくの雨、そして年末も近くと、極端に参加メンバーが少ない中、キロ6分前後のペースを意識しての20キロ走を実施しました。

ここ最近自分ができていなかった練習はと言えば、ゆっくりペースで長い距離を走る練習。

走りはじめはまだ雨も強く、多少肌寒く感じたのですが、走っているうちに雨も止んでいって、むしろ絶好の練習日和とも言える中、20キロを走りこむ事ができました。

一人では避けがちなゆっくり長い距離を走る練習

個人的にはこうしたかなり余裕あるペースで20キロ前後の長い距離を走る練習も、フルマラソンを走るための脚をつくるために、すごく重要な練習だと思っています。

・・・とは言っても、こうしたゆっくりペースで走る練習は、一人で実施するには結構きつく、つい避けてしまいがちなメニューと言えます。

ただセカンドウィンド四日市の週末練習会では、ゆっくりペースで長い距離をふむ練習も、チームの練習メニューを組む私の判断一つでいくらでも実施する事ができます。

しかもこうしたゆっくり走る練習でこそできる、セカンドウィンド四日市メンバーの皆さんとの会話は、本当に勉強になる事が多く、また本当に大きなモチベーションをいただけます。

これはかなりありがたい事で、本当に自分は恵まれた環境で練習を続ける事ができている事を、もっと感謝しなければならないと思っています。

今日も走りはじめは昨日から続く左足首の痛みがあったのですが、走り続けていくうちに痛みもおさまっていって、本当に気持ちよく、そして楽しく20キロを走る事ができました。

LSDで期待できる練習効果と欠点

今日の練習メニューは自分にとっては20キロのLSD。

LSDでは身体の隅々まで酸素を送り込む「毛細血管を広げる」効果、持久力があり多くのエネルギーをためこめる「遅筋」の強化など、フルマラソンを走り切るために、かなり重要な効果が期待できます。

一方でLSDの欠点と言われているのが、ゆっくりペースで走るため、自然と走りが縮こまってしまい、フォームが崩れやすいという事。

そこで今日の練習ではいつものズームフライを履いて、終始フォームを意識しながら走ったところ、かえってここ最近どこかしっくりきてなかったフォームを、自分自身でしっかり振り返りながら走る事ができました。

たまにはこうしたゆっくりした動きで走る事で、自分のフォームを見直す事も、かならず走力アップにつながっていくものと思っています。

年末年始の走り込みに向けていいリハーサルになりました

そんなわけで今日は久しぶりに20キロの距離も踏めて、フォームも自分自身でじっくり見直す事もできてと、セカンドウィンド四日市メンバーのおかげで本当にいい練習ができました。

そしていよいよこれからは年末が近づいてくるわけですが、この年末年始はしっかり走り込みのメニューも入れていこうと思っています。

その走り込み期間のリハーサルとしても、今日は本当にいい20キロLSDができたという事で、まずは年末の走り込みに向けて、まだ多少違和感のある左足首のケアを重点的に行っていこうと思っています。

 

今日の練習で使用したランニングシューズ

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