現在当面の目標としているフルマラソン2時間50分切りのためには、1キロ4分ペースを維持して42.195キロを走りきる事が目標になります。
それと同時に2時間50分切りに向けたインターバルやペース走など日々の練習メニューにおいても、目標とするペースを設定したいところですが、日々の練習での適正目標ペースを設定するのは案外難しいもの。
ただ私には、そんな悩みをいつも解消してくれる、まさにランニングのバイブルがあります。
世界一のトレーニング本
ランニング誌の世界的権威を持つと言われるRunner`s world誌にて、世界一のトレーニング本と称されている本があります。
その本と言いますのがダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版。
この本の著者であるジャック・ダニエルズ氏は、世界トップクラスの中長距離指導者でそのキャリアは50年にもおよび、また運動生理学者としても他の追随を許さない第一人者と言われています。
私自身、今までに本当にかなりの数のランニング関連書籍を読んできているのですが、いまだにこの本ほど説得力があり、私のランニングを救ってきてくださった本には、まだ出会えていません。
そしてランニングのことで何かに悩んだときは、今も必ず読み返すようにしている、まさに私にとってバイブルとも言える書籍です。
マラソンで最も役立つ表だと思っている「VDOT表」
この本の最大の売りとして知られているのがVDOT表。
VDOTの解説についてはまた後日するとして、この表をみるとレースでの目標ゴールタイムに対して、インターバルや距離走などのメニューをどのくらいのペースで走ればいいかが、一目でわかるようになっています。
その表に出ている数値はかなり妥当性の高いものだと思っていて、この表のペースどおりに練習ができるようになれば、目標はかなり近づくと確信しています。
紀州口熊野マラソンに向けての目標ペース
ちなみに私が目指す2時間50分切りあたりだと、レースでの目標タイムはこんな感じになります。
フルマラソン・・・2時間48分14秒
ハーフマラソン・・・1時間20分36秒
10キロ・・・36分24秒
どの目標タイムも、今の私にとっては極めて妥当な数値だと思っています。
それに対して、練習での目標ペースの目安としましては・・・
ペース走・ロングインターバル・・・キロ3分46秒ペース
1キロインターバル・・・3分28秒
400mインターバル・・・83秒
400mレペティション・・・77秒
ここ最近の自分の練習内容からしても、かなり妥当な目標設定だと思っています。
強みも苦手も強化していこう
この目標数値から見るに、もともと苦手意識の強い1キロインターバル以外は、今の自分の走力でもじゅうぶん走りきれるタイムと言えます。
ただこれから自分が強化していきたいLT値向上に向けて、最重要トレーニングと考えているペース走やロングインターバルについては、上記タイムよりもう少し目標を高く設定して、紀州口熊野マラソンに向かっていこうと思っています。
また苦手意識の強い1キロインターバルも、逃げずにメニューに取り入れていくことで、目標とする紀州口熊野マラソン2時間50分切りに向けて、しっかり走力の底上げを行なっていきたいものです!!