馬越峠以外の熊野古道・伊勢路峠越えにがぜん興味がわいてきたものの…

熊野古道が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されて、今年が20年目らしいという事を先日の記事で書きました。

三重県で世界遺産登録されている熊野古道は東紀州エリアと三重県の南部で、南北に長い三重県の北部に住む私にはかなり遠い場所にあり、最初この話を聞いた時は完全に他人事ではありました。

ただいつものごとくの偶然の重なりにより、今月2月だけでもかなりの頻度で、この熊野古道に訪れることが決まっっている私。

そして行けば行くほど、熊野古道の魅力に、確実に魅了されてきているという事で・・・

2月に入って3度目の馬越峠越え

昨日は某仕事で、2月に入って3度目の熊野古道・馬越峠ウォーク。

2月9日(金)に久しぶりに馬越峠を歩いた時は、石畳がかなり歩きにくく感じていた記憶があるのですが、3回目ともなると明らかに慣れてきて、かなりスムーズに歩けるようになってきました。

・・・というか、結構なペースで走っても、ほとんど息を切らすことなく、登っていけるようになってきました。

馬越峠は熊野古道・伊勢路の中でも屈指の人気を誇る道なのですが、その人気の理由として挙げられるのが石畳の美しさ。

そしてこの石畳は人の歩幅に沿って少しずつ高くなるよう設置されているため、疲れが少ないと言われているのですが、歩けば歩くほどそんな馬越峠の石畳のすごさを実感する事が出来ている気がしています。

そして馬越峠を何度か歩いているうちに、熊野古道・伊勢路の魅力に魅了され始めている私がおり、馬越峠以外の峠道にもがぜん興味がわいてきました。

熊野古道・伊勢路をもっと知りたい

そんな事を考えていた矢先、紀北町紀伊長島町にある「道の駅・マンボウ」に立ち寄った際に、こんな本を見つけました。

この本には馬越峠や松本峠などの人気スポットとしていろいろなメディアで紹介されている人気峠だけでなく、うっすらとしか名前を知らなかった峠道についてもしっかりと情報が掲載されています。

また馬越峠についても、観光パンフレットなどでは掲載されていなかったようなマニアックな情報も掲載されていてと、むさぼるように本を読み込む自分がいました。

そしてそんな本に掲載されている馬越峠以外の峠道にもかなり興味がわいてきて、昨日は馬越峠を歩き終えた後の帰路においても、いくつかの峠道の登口を車にて調査しながら、四日市に向かっていく事となりました。

今回は時間の関係で実際に峠を走り歩くまではいきませんでしたが、これらの峠、駐車場が整備されている場合も多く、またJRの駅から行ってもいい感じの距離と、なかなかアクセスもよさそうな気配。

時間に余裕ができてきたら、すぐにでも馬越峠以外の峠道にも挑戦してみたいという衝動に、今かなり駆られています。

熊野古道・伊勢路全踏破一番の難敵は・・・

そんなわけですぐにでもはじめたい熊野古道・馬越峠以外の峠越えなのですが、一番の難敵となっているのが「熊出没情報」・・・

インターネトでいろいろ情報を見てみると、熊野古道伊勢路近辺においても、ツキノワグマの目撃情報がいろいろなところで出ているらしく。

また紀北町の観光スポットの一つである、種まき権兵衛の里に立ち寄った際にも、こんな看板が出ていてと、東紀州エリアでは結構な頻度で熊野目撃情報が出ているようです。

特に熊は冬眠明けにかなりの空腹であるとの話もあり、下手に峠道を一人で走っていて、クマに遭遇してしまうような事があれば、人知れず・・・といった最悪の事態も、根っからのビビりの私の場合、考えずにはいられません。

・・・とは言っても、熊野古道が世界遺産登録されて20年にあたるらしい今年、熊野古道・伊勢路全踏破はかなり魅力的であることは間違いないという事で、今から熊対策(?)含め全踏破に向けた計画をじっくり立てていこうと思っています!

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