
誰にでも比較的取り組みやすい運動の筆頭格と言えばウォーキング。
ただウォーキングは人によっては単調になってしまいがちで、なかなか続かないという声もよく聞くところで、私自身もウォーキングには早々に飽きて、ランニングに移行したという経緯もありました。
ただここ最近、ウォーキングはいざ勉強してみると本当に奥が深く、また本当にいろいろな多ジャンルとの相性が良く、面白い仕掛けを作る事ができれば、かなり多くの方が継続したくなる。
そんなポテンシャルを感じ始めているという事で・・・
伊賀市大山田エリアにてウォーキングイベントを開催
GWの序盤となった先月27日(日)、伊勢カーボンクレジット活用検討会さんが主催、伊賀市のさるびの温泉を発着点に、伊賀市大山田エリアの阿波を歩くウォーキングイベントが開催されました。
私自身はコース先導を務めさせていただく形で参加させていただいた当イベント。
当イベントの目玉は、今回の企画の中心を担われたバイオマストゥラブ株式会社さんが作成されたスマホアプリを活用してのなぞ解きを楽しみながらウォーキング。
今回歩いたコースの途中には、伊賀上野から津までをつないだ伊賀街道の中でも、指折りの活況を制したと言われている平松宿や、三重県を代用するお寺の一つと言われる新大仏寺などがあります。
ただウォーキングイベントだと、どうしても単なる通過点の一つになってしまいがちなところではあるのですが、今回のスマホアプリのなぞ解きは、立ち寄りスポットにちなんだなぞ解きが用意されていて、自然と立ち寄りスポットにも興味がわく内容。
今後ウォーキングと三重観光の掛け合わせによる、三重ウォーキングツーリズムの動きを活発化させていこうと考えている私にとって、非常に気付きの多いイベントとなりました。
新たな形を模索してのウォーキングイベントを津市にて開催
そして29日(火・祝)の午前は、三重県ウオーキング協会にて津駅から、三重県を代表するお寺である高田本山・専修寺(せんじゅじ)を巡って、近鉄高田本山駅までを歩くイベントを開催しました。
このイベントは6月からはじまる近鉄ハイキングと三重県ウオーキング協会のコラボイベントの、プレ的な位置づけでとりあえずやってみよう・・・的な感じで開催する形となりました。
近鉄ハイキングは「事前受付なし」、「参加費無料」、「駅でマップを受け取ったらそのまま各自でフリーウォーク」という形をとっていらっしゃるという事で、今回はその形に倣う形で、コースマップの私の自作と、手作りで開催してみる事にしました。
三重県ウオーキング協会で今までかかわってきたウォーキングイベントのほとんどは、参加者全員がほぼ一斉にスタートして、同じコースを歩く団体歩行の形式。
今回は手探りだったという事で、うまくいったかどうかと言えばだいぶ微妙ではありましたが、今後の活動の新たなアクションに向けて、大きなヒントになるものを多く得られるイベントとなりました。
ウォーキング指導者育成に向けた取り組みも本格化しよう
そして29日(火・祝)の午後は、高田本山専修寺とほぼ同じ敷地内にある高田会館にて、三重県ウオーキング協会の指導者の皆さんに集まっていただいての研修会。
ここ数年にわたり、徐々にではあるものの、三重県ウオーキング協会より指導者を派遣する機会が増えてきました。
そのほとんどに私自身、メイン講師として、またサポートとして参加していたという事で、私自身は確実に経験を積むことができました。
ただ今のままでは私やごく一部の指導者の方だけが経験を積む形となってしまい、経験を積むことが何より重要なウォーキング指導において、今の状況では組織としては全く良くなく、今後の大きな展開には絶対につながっていかない事は明らか。
そんな危機感は十分すぎるほど持っているという事で、今年度は三重県内に一人でも多くのウォーキング指導者に活躍いただけるような体制、環境づくりを精力的に行っていこうと思っています。
・・・となんだかんだでここ2~3年で、三重県内各地とのつながりも、活動の幅も着実に明らかに広がっている実感はあり、機は熟してきつつある気がするという事で、今年事はしりすぼみになってしまわないよう、年間を通じて積極的なアクションを心がけていきたいものです。