ランやウォークのポテンシャルもかなり高い気がする熊野市の魅力を探索旅

熊野市と言えば、真っ先に思い浮かぶのは、毎年十数万人の観衆を集める熊野花火、そして世界遺産に登録されている熊野古道といったところ。

ただ熊野市の面積は三重県で4番目とかなり広く、海もあれば、山もありと地形や景観の変化にも富んでいて、まだまだ自分の知らない魅力が数多くあるはず。

そんなことを思い続けていたものの、同じ三重県内でありながら私の住む四日市から熊野市まではあまりにも遠く、なかなか探索できずにいたのですが・・・

熊野市街地周辺を早朝ジョグ

昨日は御浜町にウォーキング協会関連の件で打ち合わせに訪問させていただいた後、熊野市に宿泊したという事で、朝は5時半過ぎに起床して、早朝ジョグを実施。

日常では全く早朝ジョグが続いたためしのない私ですが、なぜか遠征すると無性に朝から走りたくなってしまいます。

そんなわけでまず向かった先は、世界遺産登録もされている獅子岩。

ここから見える朝日は絶景と何かの媒体で見た気がしていたのですが、噂にたがわぬ景観で、この景色を拝めただけでも、今回熊野市に宿泊した元は取れた気がしました。

その後は七里御浜を背景に、南へ走り進めていく事に。

そしてたどり着いた先は、同じく世界遺産登録されており、日本最古の神社とも言われている花の窟神社にて参拝。

日本最古の神社とうたっている神社は日本にいくつあるのか?・・・という素朴な疑問はさておき、花の窟神社のご神体である高さ45mの巨岩は、十分すぎるほどの歴史と風格を兼ね備えている事は間違いないところです。

そんな早朝ジョグを実施した後は、将来熊野市でウォーキングコースやランニングコースを制作するための視察という名の熊野市観光ドライブを実施。

まず向かった先は、かなりの山奥まで車で走っていった先にある、熊野のマチュピチュ・・・とどこかの媒体で見た気がしていた赤木城跡。

どのあたりがマチュピチュなのかは、そもそもマチュピチュについての知識が全くない私にはよくわからないところではあるのですが、津城や伊賀上野城を建築したことでも知られる藤堂高虎が築いたとされる赤木城は、とにかく本丸跡に至るまでの階段道や坂道が結構なきつさ。

これだけきついと城攻めする兵士も戦う以前にバテていたのでは・・・などと考えずにはいられない結構なきつさでしたが、おかげでいい感じに、心肺に刺激を入れられたという話もあります。

そのあとはさらに熊野市の山奥の峠道を車で走り回り、巨岩がご神体として知られる丹倉(あかくら)神社などにも参拝。

訪れるどのスポットも秘境と呼ぶにふさわしい絶景ぞろいで、あらためて熊野市の奥深さを思い知らされるに十分な、極上のドライブ体験となりました。

山も海も熊野市を満喫できたという事で・・・

その後熊野市街地に戻り、熊野市役所にも訪問させていただいた後も、熊野市海岸沿いを車で走り続けていく事に。

熊野市は山奥にあるスポットの数々も魅力ですが、海沿いのスポットもいずれも劣らぬ魅力ある場所ばかりで、ひたすらテンション高く、車を停めては、周辺を歩き回ったりと、熊野の海もしっかり満喫。

熊野市には今回訪れる事が出来なかった見どころがまだまだ数多くあり、そのすべてを回りつくそうと思えば、かなりの日数がかかるように思われます。

またこうした見所の中には、歩いたり走ったりしない限りたどり着けなさそうなスポットも多くあるようです。

また車で走っていても、ここ走ったり歩いたりしたら、本当に気持ちいいだろうな・・・と思えるような道も多くと、ランナーやウォーカーにはたまらない魅力を熊野市は秘めている事を、あらためて体感する事となりました。

熊野市は少子高齢化がかなり進んでおり、大幅な人口減が懸念されていたりもする市でもあるのですが、これらの影響でこれだけ魅力あるスポットの数々を埋もれさせてしまうのは、あまりにももったいなすぎる事は間違いなく。

そしてそんな熊野市の魅力はランニングやウォーキングでこそより引き出せる事に、もはや疑う余地はない。

そんなことを本気で思うに至る、熊野遠征となりました。

 

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