伊勢神宮外宮→内宮コース下見ランにて式年遷宮準備のはじまりを体感

20年に一度の式年遷宮に向けて、長野県や岐阜県で切り出された最初のご神木が、伊勢神宮に運び入れる行事が、6月9日と10日の2日間にわたって行われたというニュースが流れていました。

ウォーキングやランニングをはじめてしばらく経つまで、実は伊勢神宮にみじんも興味のなかった私、前回2013年に遷宮の時は、ニュースが流れた時も、「そんなのあるんか・・・」くらいの反応だった記憶があります。

ただ現在は自称・神社好き、かつ神社検定2級の資格取得者として、遷宮の事をもう少し詳しく掘り下げてみたい。

そんな事を考えたくなる、きっかけとなる出来事が昨日ありました。

三重県ウオーキング協会秋季大会下見のため伊勢市へ

昨日は伊勢市にてひと仕事終えた後、10月5日(日)に三重県ウオーキング協会で開催する秋季大会のコース下見のため伊勢神宮 外宮へ。

毎年三重県ウオーキング協会の加盟団体の持ち回りで開催する三重県ウオーキング協会秋季大会、今年は伊勢神宮、しかも外宮から内宮までを歩く、三重県内でも王道ともいえるルートを歩くコースで開催されます。

そして今回は、私の大好きな別宮(内宮・外宮の正宮に次いで格式の高い神社)である倭姫宮(やまとひめのみや)や月讀宮(つくよみのみや)も巡るルートと、ここ数年の間にも何度か走っているという事で、別に下見をするまでもないという話もありました。

ただせっかく伊勢まで来たなら歩いて(走って)おこうという事で、外宮を参拝したのち、内宮別宮、そして内宮正宮を目指して、のんびりジョグにてコース下見を実施する事にしました。

お伊勢参りは別宮参りこそ楽しい気が・・・

昨日はキロ6分よりゆっくりのペースで走り進めたという事で、途中にはコースを少し外れて、内宮を伊勢の地に定めたことで知られる倭姫のお墓などにも寄り道しながらの旅ラン。

そして倭姫のお墓参りのあとは、倭姫がまつられ、内宮の別宮でもある倭姫宮にて参拝。

創建されたのは対象に入ってからと伊勢神宮の別宮の中でもダントツに新しいこの倭姫宮の境内を歩いていると、すごく気持ちが自然と落ち着く気がしており、私個人的には伊勢神宮の別宮の中でも最もお気に入りの神社だったりします。

そんな倭姫宮にて参拝した後は、内宮の別宮の中でも、内宮境内にある荒祭宮に次いで、格式が高いとされる月讀宮(つきよみのみや)までのんびりジョグ。

内宮正宮に祀られるアマテラスの弟神であるツキヨミが祀られるほか、アマテラスの父神・イザナギや母神・イザナミまで祀られる社まである豪勢な境内であるはずなのですが、私の周囲でもこの月讀宮の存在をご存じない方は結構多い気がしています。

せっかく伊勢まで来られたなら、内宮や外宮だけではもったいないといつも思っていて、せっかくなら参拝をお勧めしたい筆頭格とも言える月讀宮、そして個人的にお勧め度の高い倭姫宮。

今年度の秋季大会では、外宮から内宮まで歩くというだけでなく、この月讀宮や倭姫宮の存在も広く知っていただけるような告知を展開していこうと思っています。

2033年に向けて式年遷宮の準備はもう始まっている

そして月讀宮にて参拝した後は、伊勢神宮の主役とも言える内宮正宮に参拝。

20年に一度の遷宮が2033年から行われる伊勢神宮ですが、境内には先日のニュースで流れていた「長野県や岐阜県で切り出された最初のご神木」らしき木が、所狭しと並んでいました。

さらに内宮・正宮にて参拝した後は、2033年に遷宮される場所「御遷座の地」もせっかくなので見学する事に。

前回はまだうっすらとした知識しか持ち合わせないまま式年遷宮のニュースを見ていた記憶のある私。

今回は偶然と言えば偶然と言え、遷宮に向けた準備のはじまりの段階からお伊勢参りできたという事で、次回お伊勢さん参りする際は、もう少し式年遷宮について詳しく掘り下げて勉強してみたい。

そんないいきっかけともなる三重県ウオーキング協会コース下見、そして約6㎞のわりには、かなりのボリューム感を感じた外宮→倭姫宮→月讀宮→内宮参拝ランとなりました。

 

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