ウォークイベントの下見もかねて津駅→専修寺参拝→近鉄高田本山ランを実施

三重県を代表する神社と言えば、間違いなく「伊勢神宮」という事になりますが、三重県を代表するお寺は?・・・と聞かれると「?」となってしまう方は多いのでは?

そんなことを書いている私も、5~6年前まではいまいちお寺の事をよく分かっておらず、しいて言うなら日本三大観音の一つである津観音かな・・・くらいに思っていたりしました。

ただお寺や仏教などについていろいろ勉強してみたりすると、同じく津市内にいろいろな意味で突出した格式の高さを誇り、まさしく三重県を代表するお寺の存在に気づかされる事になるという事で・・・

ウォークイベントの下見のため津→一身田ランを実施

今日は津市で仕事を終えた後、三重県ウオーキング協会にて4月29日(火・祝)開催予定の「津駅→専修寺→近鉄高田本山駅ウォーク」の下見と動画撮影を兼ねて、某所に車を停めて、津駅まで約2㎞のラン。

津駅→専修寺→近鉄高田本山駅ウォークについて詳しくはこちら

ウォーキングイベントでもスタート地点となる津駅に到着した後は、実際にイベントで歩くコースを、ウォーキングではなくジョギングで走り進めていく事となりました。

途中ではジブリ展が開催されているMieMuの前を通過。

MieMuそして三重県総合文化センターを通過した後は、高田本山専修寺のある津市一身田エリアに向かってのラン。

今日は少し気温も高めで、しかもアクションカメラGoProでの撮影しながらのランとなったものの、キロ5分を切るくらいのペースで、本当に気持ちよく走り進めていく事となりました。

高田本山専修寺の壮大さを体感

そして津市一身田町に入ると、昔ながらの風情ある町並みに。

この一身田町について調べてみると、高田本山専修寺を中心に、大きな寺や古い町並みが残る環濠に囲まれた町が形成された寺内町(じないちょう)であるようです。

寺内町とは15世紀から16世紀の中ごろにかけて、浄土真宗の寺院を中心に作られた自治都市の事で、一身田町は現在も環濠が完全な形で残されているのは全国的にもレアなようです。

ちなみに浄土真宗とは鎌倉時代に親鸞によって開かれた宗派で、現在も仏教においては圧倒的な信者数を誇る日本最大の仏教宗派。

さらに浄土真宗は宗派が大きく10派に分かれるのですが、その10派の中でも専修寺が本山(宗派を統括する寺院)である高田派は、本願寺派(西本願寺)、大谷派(東本願寺)に次いで3番目に信者数が多いらしく、その事だけでも高田本山専修寺の格式の高さが分かる気がします。

さらに東京ドーム約2個分の広大な専修寺境内の中にある御影堂(みえいどう)と本堂の如来堂は、建造物として県内初の国宝でもあり、特に写真右側の一番大きな建造物である御影堂は日本全国の国宝木造建造物の中でも5番目の大きさを誇り、堂内には780もの畳が敷かれているそうです。

そんな専修寺の魅力を、まだ仏教やお寺についての知識に乏しい私としてはまだほとんど把握できていない気もするものの、十分すぎるほどその壮大さを体感した後は、イベントゴール地点となる近鉄高田本山駅を目指して走っていく事にしました。

やはり走りこむなら旅ランがベストと実感

4月29日(火・祝)のウォーキングイベントで歩いていただく距離は7㎞なのですが、ゴール地点となる近鉄高田本山駅までの走行距離をGPS時計で見てみると、まさかの12㎞と二けたに至っていました。

ろくに地図も見ないで走っていたため、頻繁にコースを間違え、その事に気づいて何度も戻ったり行ったりとしている間に、かなり走行距離を稼いでしまっていたようです。

さらに近鉄高田本山駅から、車を停めた某所まで約3㎞を走ってと、合計15㎞の距離を走ったことになるのですが、途中何度も立ち止まったりしていた事もあり、途中できついと思った事はほとんどなく、ただただ楽しいランとなりました。

あまりなじみのない町並みでの新しい発見の数々に加え、そして国宝で格式の高さをあらかじめ調べていた高田本山専修寺の壮大さに触れられたこともありましたが、やはり今の私が距離を踏むなら旅を楽しみながらの旅ランがベストであることをあらためて実感。

今後も三重県各地に仕事で訪れる機会が増えそうだという事で、今後も遠征先では積極的に旅ランを取り入れ、着実に走行距離を稼いでいきたいものです。

 

 

おすすめの記事