
三重県、伊勢市の生んだレジェンドランナーと言えば、2004年のアテネオリンピックにて2時間26分20秒の記録で優勝し、金メダルを獲得された野口みずきさん。
その野口みずきさんの名言と言えば「走った距離は裏切らない」。
まじめに地道にマラソントレーニングに励んでいたころは、この言葉にすごく力づけられた記憶があるのですが、ここ1年以上の間走るのをさぼり続けた今の私の場合、この言葉を聞くと「すいません・・・」と気持ちにしかなれないところが残念なところではあります・・・
ウォーキングイベント終了後伊勢市内を散策ラン
昨日は朝から午後4時近くまで、太江寺さんから松尾観音寺さんまでを歩くイベントのお手伝い。
そのイベント終了後、11月に控える同じく某ウォーキングイベントの下見のため、伊勢市散策ランに出かける事にしました。
まず向かった先は、松尾観音寺さんから2㎞程の距離にある近鉄五十鈴川駅。
11月の某イベントではゴール地点となり、伊勢神宮内宮の最寄り駅となる五十鈴川駅ですが、内宮までは2.5㎞近くあってと、近鉄に乗って内宮に参拝するなら、ウォーカーやランナーでもない限り、バスで向かうのが一般的ではあります。
逆にウォーカーやランナーなら、バス代を浮かせられるうえ、五十鈴川駅から内宮までの間にある、内宮の別宮・月讀宮や導きの神様が祀られる猿田彦神社など、伊勢神宮内宮外宮だけでない伊勢市を代表する神社参拝できるなどの醍醐味も味わえます。
・・・とは言っても11月に開催予定の某イベントでは内宮に参拝する予定はないという事で、近鉄五十鈴川駅に到着した後は、ランをスタートした松尾観音寺さんに戻り、その後昨日のイベントのスタート地点となった太江寺さんのある伊勢市二見エリアに向かって走り進めていく事にしました。
野口みずき金メダルロードの一部も散策ラン
松尾観音寺さんはお伊勢さんマラソンでもコースとなっている倉田山公園に隣接するところにあります。
そして倉田山公園と言えば、三重県を代表するマラソンランナー・野口みずきさんの名前を冠した「野口みずき金メダルロード」のモニュメントがある公園でもあります。
11月に開催予定の某イベントでは、実はこの野口みずき金メダルロードの半分弱がコースに入る予定となっており、倉田山公園を出てしばらく行った先には、野口みずきさんの母校である宇治山田商業高校の前も通る事となりました。
ちなみに野口みずき金メダルロードは、周回約2.6㎞あり、アップダウンもそれなりにきつくと、上り坂にも強かった野口みずきさんの強さの原点になっているように思われます。
そんな野口みずき金メダルロードを通過した後、JR二見浦駅近くにある駐車場まで走って、結局昨日の走行距離は松尾観音寺さんから五十鈴川駅、JR二見浦駅付近までの走行距離は約8㎞。
さらに太江寺さんから松尾観音寺さんまで歩くイベントでも12㎞近く歩いていたという事で、脚づくりにはじゅうぶんすぎるほどの負荷をかけられたことは間違いないと思いたいところです。
飽き性の私の場合のベストの走り込みは・・・
昨日は走る前から12㎞歩き、さらに言えば珍しく3日連続も走ってしまったという事で、脚は見事なまでの筋肉痛・・・
3日連続で走ったと言っても、走行距離は3日トータルで30㎞前後と、それほどすごい距離を走りこんだというわけでは全くなく。
この程度のトレーニングで筋肉痛って、どれだけ昨年度サボってしまったんだ・・・という話で、この程度で脚にダメージを残しているようでは、いつまで経っても再起にはつながらない事は言うまでもありません。
そんなわけでやはり今年度は年度初めからしっかり走りこんでいくつもりなのですが、昨日伊勢を走っていて思ったのは、私の場合、やはり走りこむならロードしかないという事。
根っからの飽き性の私、1~4㎞前後の周回コースを地道に走りこむなど到底無理な芸当な気が早くもしてきているのですが、なぜか景色の移り変わりがあり、未知との発見に出逢える可能性のあるロード、特にあまり土地勘のない地を走るのであれば、それなりに高いモチベーションを維持して走れます。
今の私にとって最も必要なのは、とにかく地道に距離を踏んでいって、持久力のある脚づくりをメインとしたスタミナの土台を作る事。
そのためにはやはり三重県内の土地勘のないエリアを探索しながら走るのが、私にとってベストであることを実感できたという事で、楽しく走れそうな三重県内のロードルートを今の内からしっかり物色しておきたいものです。